2019年4月5日(金)付

希望胸に「新一年生」 大北各地小中学校で入学式

 大北各地の小中学校で4日、入学式があった。大町市常盤の大町南小学校では、38人が新入学を迎えた。春らしくなった暖かな日差しの下、大きな希望を胸にした新一年生が一歩を踏み出した。
 入学式用に両親らが用意したスーツなどの服に身を包んだ新一年生は、式に向けて教諭の指導で、大きな声での「ありがとうございます」「おねがいします」のあいさつの練習や、歌「一年生になったら」の声をあわせ、早速学校生活を体感していた。
災害時要支援者の名簿作成へ 池田町平時の救急搬送にも活用

 池田町は、災害発生時に自ら避難することが困難な「避難行動要支援者」の名簿を作成している。消防や警察、自主防災会などと情報を共有し、有事の際の円滑な避難につなげる狙いだ。対象者の健康状態なども盛り込み、災害以外の救急搬送時にも役立てる。
 名簿は対象者の氏名や住所、緊急連絡先など国が定めた情報の他、町独自に病名と通院先も記載。健康状態などに関する情報は、対象者のプライバシーに配慮し、消防署とだけ共有する、町は本年度中に取りまとめたいとしている。
花フェスオリジナル切手 日本郵便中信地区で限定販売

 「信州花フェスタ2019」の開催を記念して、日本郵便信越支社(長野市)は、オリジナルフレーム切手を県内郵便局で数量限定で販売している。各会場の花や、大町市キャラクター「おおまぴょん」をはじめとした「信州花フェスタフレンズ」がデザインされている。中信地区限定で、台紙とポストカードが付属している。
 オリジナル切手は数量限定3040セット。郵便局と一部の簡易郵便局、郵便局のネットショップで発売されている。中信地区で発売されている切手には、会場の案内などが記載された台紙と、松本城や上高地など名所が描かれたポストカードが付いている。
持続可能な開発目標学ぶ 白馬国際スクール財団 英語で体験短期プログラム

 白馬村で英語で学ぶ全寮制・中高一貫の国際教育学校の創設を目指す「白馬インターナショナルスクール設立準備財団(草本朋子代表理事)」は学校の理念の核に、国連が定めた豊かな社会を未来に残す行動指針「持続可能な開発目標(SDGs)」を学ぶことを据えることにした。今回初めてSDGsをテーマに、3月27日から31日までの5日間、短期プログラム「スプリングスクール2019」を村内で開催。地元や県外、海外から訪れた11歳から17歳まで15人の少年少女が、自然あふれる白馬の地で学んだ。
 参加者は泊まり込みで、SDGsを深く知るワークショップや自らの考えを発信するための映像制作などを英語を用いて体験。最終日には講師や保護者の前で発表し、自分たちで撮影した動画を編集してのプレゼンや、地球をイメージした直径3b弱の円形に思いを込めるアートでの表現などを披露した。
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