2019年4月7日(日)付

仕事や作業気軽に利用を 大町の北アルプスentrance改修終え本格稼働

 大町市仁科町のコワーキングスペース「北アルプスentrance」が、改修工事を終えて本格稼働した。新年度が始まり、木のぬくもりを感じる広々とした環境で仕事や勉強に読書、待ち時間に活用してもらおうと、大勢の利用を呼び掛けている。
 施設は、市創業者支援協議会が、個人事業者や創業者の交流、仕事の拠点として昨年6月にプレオープンした。パソコンを持ち込んで仕事をする人や、地域住民が読書や勉強、ミーティングの場として、気軽に利用できる。またJR信濃大町駅から近いことや、WiFiが完備されていることもあり、電車やバスの待ち時間に利用する人もいる。
技術教え合い創作活動 大町「陶芸の家」が開講式

 大町市東町の陶芸の家が5日、開講した。本年度は2人の新規会員が加わった37人で創作活動に取り組みながら交流を深めていく。 開講式では、会員4人への指導員委嘱や新規会員のあいさつなどが行われた。本年度も週2回、会員同士で技術を教え合いながら陶芸作品づくりに取り組み、市の陶芸親子教室指導などにも協力していく。
色とりどり創作手まり150個 しんきん大町5月17日まで展示

 大町市の松本信用金庫大町支店ロビーで5月17日まで、展示「私の好きな創作手まり」が開かれている。小中学生時代に同市八坂舟場にも住んでいたことがあるという間中治子さん(77)が手間隙かけて作りためている色とりどりの創作手まり約150個を見ることができる。
 手まりは大小さまざま、模様は幾何学模様や花模様はもちろん、月遅れのひな祭りにちなんだ雛ひな人形手まりや安曇野市合併時に制作したオリジナルの大作手まり、珍しいひもを引くと音楽が鳴るオルゴールの手まりも飾られている。
自慢のヤマザクラPR 池田の愛護会 陸郷「桜仙峡」ポスター完成

 池田町陸郷地区のサクラの名勝「桜仙峡」の今年のポスターが完成した。地元住民でつくる登波離橋愛護会(藤松守会長)が多くの観光客に来場してもらおうと制作。山肌をピンクに染めるヤマザクラを画面いっぱいに使い、自慢の風景をPRする力作に仕上がった。
 町内の写真愛好家が昨年春にビューポイントの「癒しのスポット」周辺から撮影した風景を採用した。10枚を印刷し、町内の観光施設や商業施設、周辺自治体などに掲示する。
地域の外国人サポートを 大町文化会館で日本語教室開講

 大町市文化会館は「外国人のための日本語教室」を、毎週水曜日午後7〜9時に開催している。本年度最初の教室が3日開かれ、開講式が行われた。教室には、さまざまな国の出身者が日本語を学ぶために市内外から集まる。
 日本語の講師はボランティアが務め、丁寧な指導で日本語を教えている。入門クラスの生徒はひらがなやカタカナの読み書きを学ぶ。初日は、「勝つの反対は負ける」や、「強い」「弱い」の意味など、一つ一つの単語をしっかりと理解しながら勉強していた。
春の小谷で山菜狩りツアー 自然学校と宿泊施設が企画

 小谷村の地域教育団体「おたり自然学校」(大日方冬樹代表)と、村の宿泊施設の春のコラボ企画「山菜狩りアドベンチャーin信州小谷村」が、20日から6月9日までの期間行われる。山菜の里として知られる小谷で、山菜採りのマナーを伝えながら、ツアーならでは山菜尽くしランチを味わい、観光振興に生かす企画。
 雪解けの里山に自生するフキノトウ、コゴミ、タラの芽をはじめ、ネマガリダケなど多い時には20種類以上の山菜が採れるという。収穫した山菜はしゃぶしゃぶ、天ぷら、山菜汁などでお腹いっぱい山菜を堪能する。
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