2019年4月9日(火)付

介護予防に「さいほう箱」 北ア広域連合セルフケアの手帳作成

 北アルプス広域連合が介護予防手帳「マイケアプランのためのさいほう箱」を作成した。65歳以上を対象に、介護が必要となる前段から自ら介護予防に取り組む「セルフケア」を推進する。年齢を重ねても自分らしい生活ができるよう、自身の情報整理、介護要否のチェック、介護予防ケアの計画を立てることなどに役立ててもらう。
 A5サイズ44nで、内容は現在の自分の暮らしの状況や性格を書き込む「マイケアプランの準備」、介護が必要かさまざまな項目でチェックする「マイケアプランの作成と実施」、介護予防の計画や活動を記録する「サービスを利用する」など。市町村が実施する介護予防事業や生活支援事業を利用するまで、継続的に補助するアセスメントシートとして活用される。
新1年生63人上級生が歓迎 白馬中「対面式」で学校生活紹介

 白馬村の白馬中学校(浅原昭久校長、生徒202人)で5日、同校生徒会主催による「対面式」が行われた。入学式を終えたばかりの新1年生63人が、上級生と初顔合わせをし、ともに協力し合い、充実した学校生活を送っていくことを確認した。新1年生は上級生の温かな拍手に迎えられて入場し、委員会活動や学校生活についての紹介を聞いた。
 対面式後は学校生活や生徒会活動についてオリエンテーションが行われ、新入生の主体的・積極的な参加を呼び掛けた。
8年ぶり修了生送り出す 大北高等職業訓練校 木造建築課の4人入校式も

 県認定の大北高等職業訓練校(横田彦右エ門校長)は6日、普通課程「木造建築課」の修了式・入校式を大町市白塩町の同校で行った。平成28年に入校、3年間の課程を修了した4人に修了証を授与、新たに入校する4人を来賓や関係者らに紹介した。
 同校の「木造建築課」は、事業所に勤務する若手技術者が毎週火曜日に通い、技能の習得と向上を目指す。平成28年の前は入校生が5年間途絶えたため、修了式の開催は8年ぶり。
自慢の歌声で10周年祝う 松川匠歌謡発表会過去最多94人

 好者などでつくる「匠歌謡友の会」は7日、恒例の歌謡発表会を村すずの音ホールで開いた、会の創立10周年を記念したステージに県内外から過去最多の94人が出演、自慢の歌声を披露して節目を祝った。ステージでは、出場者たちが華やかな衣装に身を包み、ライトを浴びながら演歌などを熱唱。詰め掛けた来場者から大きな拍手を送られた。
 友の会は歌を通じた健康づくりや仲間づくりなどを目指し、カラオケ教室「匠歌謡教室」からスタート。会員の練習の成果を披露する場として、一般参加者を交えた発表会を年2回ほど開催している。
花フェス彩るポット作り 大町麻倉でWS

 国内最大級の花と緑の祭典「信州花フェスタ2019」の開催を控え、大町市堀六日町の芸術の拠点施設「麻倉」で6日、花を植えるポット作りのワークショップが開かれた。家族連れなど参加者が素朴な野焼き粘土のポット作りを楽しみ、イベント会場を彩る作品の完成に期待を寄せた。
 麻倉では芸術を通じてフェスを盛り上げようと、JR信濃大町駅の駅前広場に、流木などを使った高さ約2bの「野花の精霊」を設置。焼き固めたポットに、タンポポなど野の花を植え飾り付ける予定だ。
渡部選手、上村さん来場 ゲスト囲みトークや抽選会 八方スプリングフェスティバル 

 白馬村の八方尾根スキー場兎平テラスで7日、恒例の「八方スプリングフェスティバル」が開かれた。今シーズン世界選手権で銅メダルを獲得し、ワールドカップ総合2位に輝いた、同村出身のノルディック複合・渡部暁斗選手(北野建設)と、数々の冬季五輪で活躍した上村愛子さんがスペシャルゲストとして来場した。国内外からスキー客やファンが大勢訪れ、豪華ゲストを囲んでのトークショーや抽選会、じゃんけん大会などで盛り上がった。
 トークショーで渡部選手は、今シーズンの活躍を振り返った。「濃いシーズンだった昨年に比べ、気持ちが入っていない開幕だった。今年はだめだなーと思った」と、自分自身の気持ちと調子がかみ合わなかったシーズン初めの戸惑いを語った。さらに「でも僕は実力があったので、トントントンと順位が上がっていった」と会場を沸かせ、今季の各種大会のエピソードを次々に披露した。
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