2019年4月17日(水)付

倒れた御神木 花フェス飾る 大町の有志プランターケース製作

 大町市がサテライト会場となる第36回全国都市緑化信州フェア「信州花フェスタ2019?北アルプスの贈りもの?」を彩ろうと、有志がプランターケースを製作した。社宮本の仁科神明宮で昨年9月の台風によって倒木した樹齢約500年の御神木のヒノキを活用。花フェスタのおもてなしタイアップ事業・中心市街地花通り事業で、商店街各地に設置予定の花のプランターを飾る。
物語に和の音色情感豊かに 松川邦楽家が「箏コンサート」 

 松川村のすずの音ホールで14日、邦楽家による「箏ことコンサート」が開かれた。古典的な物語や歌に和の音色を乗せ、邦楽の世界を情感豊かに表現した。源平合戦を題材にした「須磨の嵐」、四季折々の風景を歌った「秋篠寺」、「古今和歌集」の和歌を歌った「春の歌」を披露。物語や歌に合わせて楽器を激しくまたは優しく奏で、抑揚をつけながら情緒豊かに歌いあげた。
白馬の桜保全コンサート ソプラノ歌手ゲストに26日

 白馬村落倉のホテルシェラリゾート「四季山庭」で26日、国内外で活躍するソプラノ歌手・片野坂栄子さんを迎え「第14回さくらの杜チャリティーコンサートIN白馬」が開かれる。和田野地区「ペンション白馬70」の主催。片野坂さんはウイーン国立音楽アカデミーなど国際的舞台で数々の受賞経験を持つ実力派。コンサートは音楽の持つ発信力を生かした環境保全活動の一環で、収益金で桜の苗木を購入し、村内の桜並木作りのための植樹プロジェクトを進めている。2019年4月現在、村内には松川河川敷公園を中心に112本の桜が植樹され、緑あふれる憩いの場として人気を集めている。
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