2019年4月20日(土)付

「ホテルルートイン」着工 大町駅前来年4月完成市街地活性化に期待

 大手ホテルチェーン「ルートイン」(長野県上田市発祥)が大町市のJR信濃大町駅前で新築するビジネスホテルの起工式が19日、現地で行われた。来年4月の完成予定。市街地へのビジネスホテル誘致は10年来の懸案で、働き掛けを続けてきた大町商工会議所の坂中正男会頭は「市街地の活性化に希望が出てきた」と喜んだ。
 「ホテルルートイン大町」(仮称)は、駐車場やバス待機所として活用していた大町駅前の関電不動産所有の約2000平方bに新築する。シングル53室、ダブル50室、ツイン76室、バリアフリーシングル1室の計180室からなる中規模ホテル。鉄筋コンクリート造地上7階建てで、延べ床面積は約4975平方b。1階がフロントやロビー、レストラン、大浴場で、2〜7階が客室
自転車の乗り方、歩き方学ぶ 池田小年度始め交通安全教室

 池田町の池田小学校(清水令子校長、児童193人)は17日、年度始めの交通安全教室を開いた。町交番、大町署、池田松川交通安全協会池田支部などの指導・協力で、安全な自転車の乗り方と歩行の仕方について学んだ。
 3〜6年生は、校庭の模擬コースを使って、横断歩道のある交差点での渡り方やS字走行などを練習し、周辺道路で実践をした。横断歩道は自転車を押して渡ることや、発進時の後方確認などを徹底し、慎重に自転車を走らせていた。
「お酒は20歳になってから」 酒販組合など大町駅で中高生に啓発

 20歳未満の飲酒防止や飲酒運転撲滅を訴えるキャンペーン活動が17日、大町市のJR信濃大町駅で行われた。駅を利用する中学生や高校生を中心にポケットティッシュを配り、「お酒は20歳になってから」と啓発に努めた。
 同日は、学生たちに飲酒防止を訴えるとともに、成人の利用者にも「20歳未満にお酒を勧めないように、(自身も)飲酒運転をしないように」と求めた。ポケットティッシュを受け取った高校生は、「飲酒はしないのが普通。20歳になるまで飲まない」と話していた。
歌、踊りにぎやか舞台 松川村有志が「さくらコンサート」

 松川村公民館は13日、住民有志による春恒例の「さくらさくらコンサート」をすずの音ホールで開いた。村の音楽グループや劇団など、6グループ総勢約40人が出演し、歌や演奏、劇、ダンス、大道芸などを織り交ぜながら、にぎやかで春めいたステージを繰り広げた。
 「不思議の国のアリス」をすずの音風≠ノアレンジした「不思議なすずの音の国のありす」を演じた。箏ことや三線などの和楽器が奏でられ、子どもたちが愛らしい歌声を響かせた。春や花にちなんだ童謡や流行の曲、ディズニーなど10曲ほどを披露した。
子どもが事故防止呼び掛け 大町交通少年団7人入団

 小学生が交通安全啓発活動に取り組む、大町市の大町地区交通少年団の入団式は13日、大町署で行われた。小学4、5年の新団員7人が入団し、大町市街地4小学校の4?6年の児童20人が地域の交通安全活動のリーダーとして安全運転や正しい道路利用などを呼び掛けていく。
 入団式では、新団員へ団長の中村博郎大町地区交通安全協会会長から委嘱状や団員証が交付された。中村会長は「交通事故は減少しつつあるけれど、高齢者が関わる重傷事故は依然として多い。子どもたちからの交通安全の呼び掛けはとても効果的。事故のないように活動してもらえれば」と呼び掛けた。
親子で楽しむハンカチづくり 小谷村図書館で工作教室

 小谷村図書館どんぐりの本年度事業で今月から、人気の工作教室「どんぐりの森」がスタートした。初回から多数の親子連れが参加。ステンシルの技法を使った、オリジナルハンカチづくりを楽しんだ。
 参加者はスタッフが用意した「犬」「恐竜」「チューリップ」の型紙を使って、絵の具を含ませたスポンジで白いハンカチに形を写し取っていった。配置を工夫したり、色を変えたりすると、同じ模様でもさまざまな作品が生み出された。参加者は「学校で使えそう」などと話しながら、ものづくりの楽しさを体感していた。
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