2019年4月21日(日)付

大町市議選、小谷村長選 きょう投開票

大町市議選

 今回市議選には、定数16に対し、現職12人、新人7人の計19人が立候補し舌戦を展開してきた。各陣営は事務所などで午後8時半頃から集まり開票結果を見守る。
 市ケーブルテレビでは午後8時45分から、解説を交え開票作業を生中継する。市有線放送は午後9時半から10分おきに開票状況を速報する。

小谷村長選

 任期満了に伴う小谷村長選は21日、投票日を迎え、即日開票される。届け出順に前南小谷郵便局長の中村義明氏(57)=北雨中、前村副村長の荻澤隆氏(65)=南雨中、大糸木材社長の西澤盛人氏(51)=月岡=の無所属新人3氏は春の舌戦を終え、それぞれに結果を見守る。開票作業は8時15分から村役場で行われ、午後10時頃には大勢が判明する見込みだ。
 中村氏は観光再開発事業の見直しなど村政の刷新、荻澤氏は村民と話し合いながら進める開かれた村政、西澤氏は集落再編によるコスト抑制や村職員の行動改革などを掲げてきた。中村派は下里瀬のサンテ・インおたり、荻澤派は雨中の小谷村商工会館、西澤氏は月岡の自宅で、それぞれ開票を見守る。
「まちなか花壇」で歓迎 大町 花フェス開催へ作業

 大町市をサテライト会場に開かれる「信州花フェスタ2019」に向けて、市内で20日、市民参加で作る「まちなか花壇」に花を植える作業が行われた。市民約80人が参加。街を約1万株の花で彩り、歓迎の準備を整えた。
 オープニング会場となる大町駅前広場公園では、約1800株のパンジーとマリーゴールドを手分けして植えた。参加者は「来た人に大町のまちにいい印象を持ってもらえたら」などと話していた。八日町・下仲町のポケットパークでも花苗を植えた。
「令和」へ信州の食文化継承 調理師会大北支部 鳥獣魚供養祭と総会

 県調理師会大北支部(大北調理師会、岩井良三支部長)は17日、本年度定期総会を白馬村のエイブル白馬五竜エスカルプラザで開き、新年度の事業を決めた。平成31年度事業では地産地消の推進や調理技術の向上、地域住民への信州の食文化の継承を目指すことと、子どもの食育への指導員派遣事業を進める。
 これまで白馬村の小学校で開いていた「味覚の授業」を大北に広げ、小谷小学校、会染小学校で実施する。淡水魚をテーマとする「しなの食大学」や、保育園での手洗い教室、北アルプス山麓ブランドの「大北B級グルメ」の普及などにも取り組む。
令和元年に結成100年節目 白馬山案内人組合 資料館に記念ブース

 白馬村の「白馬山案内人組合」(松本正信組合長)が、令和元年を迎える今年、結成100周年の節目を迎える。組合では11月の記念式典をはじめ、5月25日に開かれる北アルプス白馬連峰の山開きを告げる歴史ある山岳イベント「貞逸祭」などで、100周年を祝うさまざまな記念事業を企画している。関係機関と連携・協力しながら、伝統を築きあげてきた先人たちのたゆまぬ努力に思いを寄せつつ、次世代に歴史や思いをつなげていく機会にしていきたいとしている。
 第一弾として、八方の「白馬・山とスキーの総合資料館」の協力で「白馬山案内人組合創立100周年・山岳観光おもてなしの原点はここに」のブースを新設した。
地元産「鈿女舟方米」お披露目 松川鈿女神社平成最後の例祭

 松川村細野の鈿女うずめ神社で14日、春の例祭が開かれた。平成最後のお祭りを記念し、地域の伝説にちなんだ地元産米「鈿女舟方ふなかた米」をお披露目。奉納米を参拝者に配って無病息災を願った。
 村には後醍醐天皇の皇子妃「御舟方おふねのかた」が都から落ち延び、スズムシを伝えたという民話が伝えられている。地区内の農家でつくる「田舎の寄り道の会」が今年、地元の歴史・文化を地域おこしにつなげようと、住民に親しまれた「舟方ふなかたさま」の愛称を農産物に活用した。
清楚なミズバショウ見頃 白馬村の落倉自然園で祭り

 白馬村の落倉自然園で同園のミズバショウの見頃に合わせ26日まで、「落倉自然園みずばしょう祭り」が開かれている。県内外から多数の観光客が訪れ、見頃を迎えたミズバショウの清楚せいそな姿に見入ったり、落倉旅館組合のメンバーの湯茶のもてなしを楽しんでいる。
 祭り期間中は午前9時から午後3時までメンバーが来園者にお茶や漬物などを振る舞い、園内の説明などで交流を深めている。兵庫県から訪れた観光客は「ここにしかない珍しいオチクラミズバショウ≠ェあることを教えてもらい、探すのが楽しかった。美しい景色ともてなしに感動しました」と話していた。
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