2019年4月25日(木)付

満開シダレザクラ眺め祭り 大町大黒天像境内に住民集う

 大黒天像の境内で21日、大黒天祭が開かれた。町名の由来であり地域に親しまれている大黒様に、大勢の地域住民が訪れ、手を合わせた。満開のシダレザクラの下、集まった地域住民らが酒を酌み交わし、世間話に華を咲かせていた。
幻想的な夜桜*梛i 大町西小守る会がライトアップ

 桜並木が光に照らされ、幻想的な雰囲気を醸し出している。大町市の「大町西小桜の木を守る会」(伊藤彰一会長)は、同校が誇る桜並木を夜も楽しめるようにと、午後7時から9時ごろまで、桜のライトアップを行っている。30日ごろまでを予定しているが状況によっては延長する。同校の桜は、昭和5年に前身の旧大町小学校が白塩町から現在地に移転したのを機に、北原町青年会が記念事業として昭和6年に100本のソメイヨシノを植樹した。守る会は平成7年に発足し、以来消毒や枯れ枝落とし、老木の植え替えなど、樹齢90年の桜を守り続ける。
街中の空き店舗に芸術拠点 大町ギャラリーきょうオープン

 大町市下仲町の空き店舗に25日、「プラチナギャラリー」(大竹美彗オーナー)がオープンする。北アルプス国際芸術祭も視野に、街中のにぎわい創出の一翼を担う。、初回に漫画家・富永一朗さんの色鉛筆で描いた原画約30点を展示する。地域住民が絵画や写真、美術品などが展示できるようにギャラリーの貸し出しも行う。

県内最大級の室内クライミング 小谷交流センターちゃんめろ改修

 小谷村白馬乗鞍地区の「白馬乗鞍交流センターちゃんめろ」の改修工事が終了し、室内に公共施設としては県内最大級の規模となるクライミング設備を備えた「ちゃんめろウォール」が完成した。施設をお披露目する「開館式」と、記念イベントの「第1回小谷村スポーツクライミング大会」がこのほど開かれた。大会には、地元をはじめ県内各地から将来を嘱望されるクライマー24人が参加、高さ約13bの人工壁の攻略や多彩な形状の壁の課題の攻略数を競うボルダリング競技に挑んだ。新たな施設は、雨天時の観光拠点やクライミング愛好家の拡大を目的に、地元の要請を受けて昨年から大幅にリニューアル。高さ最大13b、最大斜度168度のリード壁や、4・5bのボルダリング壁などを新設した。
内容充実暮らし体感 池田町移住者向けガイドブック一新

 池田町は今春、移住希望者に町をPRする「移住ガイドブック」をリニューアルした。先輩移住者へのインタビューや地域のグループ活動などを新たに盛り込み、町の暮らしを体感できる1冊に仕上げた。編集にはフリーペーパー「いけだいろ」を発行する「メイプル・ツリー」が協力し、写真を多用した見やすいレイアウトになっている。1000部を製作し、大都市部の県関連事務所やイベント、町内の公共施設などで配布する他、町ホームページでも公開している。
フクジュソウと残雪競演 姫川源流まつり地域挙げてもてなし

 白馬村佐野の姫川源流自然探勝園で21日、白馬村の春一番のイベント「第24回姫川源流福寿草まつり」(実行委員会主催・平林一富委員長)が開かれた。今年は雪解けが早く、祭りと花の見ごろの時期がうまく重なるか心配されたが、4月の降雪などで開花時期が長続きし、祭り当日を迎えた。県内外から多数が来場。この時期には珍しいフクジュソウの群落と残雪の競演や、山野草の咲き始めを楽しんだ。
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