2019年4月26日(金)付

大北初の高等教育機関開校 池田アルプス国際学院で創立式

 池田町一丁目の専門学校「日本アルプス国際学院」は25日、創立式を開いた。行政や地元企業関係者、学生など約60人が出席、大北地域初となる高等教育機関の開校を祝った。授業はすべて日本語で、提携校の講師や大手コンピュータ企業の元職員などが指導。地域住民を非常勤講師に、日本文化を学ぶ講座などもカリキュラムに盛り込んでいる。来年度からは旧福祉会館と町教育会館で、介護福祉士などの人材育成を目指す福祉学科がスタートする予定だ。
GWライチョウに親しむ 大町山博27日から付属園まつり

 大町市立大町山岳博物館付属園で大型連休の27日から5月6日まで、恒例の「付属園まつり」が開かれる。今年は、先月公開が始まった国特別天然記念物・ニホンライチョウのガイドやミュージアムトークなどがあり、付属園の動物に親しむことができる。「ライチョウガイド」は期間中のライチョウ公開時間・午前11時から午後3時まで随時実施。学芸員らからライチョウの生態などについて学んだ同館友の会会員が来場者に解説する。
桜の谷間に歌声響く 桜仙峡ミニコンサートで歓迎

 池田町陸郷の桜の名所「桜仙峡」としてにぎわう豊盛公民館前で21日、ミニコンサートが開かれた。周辺の環境整備や保全活動などに取り組む「登波離橋愛護会」による出店などもにぎわった。向かいの山に見えるヤマザクラや地元で整備したスイセンが見頃で、カメラマンや家族連れが訪れていた。
メイン会場で花豆商品販売 美麻小中7年生6次産業化へ先輩の思い継ぐ

 大町市美麻小中学校(山岸澄雄校長)の7年生11人は27?29日、「信州花フェスタ2019」のメイン会場・信州スカイパークのやまびこドーム内に出展する大町市ブースで、花豆のブランド商品を販売する。生徒たちは卒業生の思いを引き継ぎ、地域の人とともに花豆の6次産業化に挑む。花豆の6次産業化は、同校の総合的な学習「美麻市いち民科」で、前年度の卒業生が継続して取り組んできた。高地栽培に適した花豆の栄養価や価値の高さに着目し、生産から商品企画、販売までにチャレンジ。前年度末に、本年度の7年生が引き継ぐことを決めた。
役場に思い出ピアノ 白馬の有志「HMSA」身近に音楽親しんで

 白馬村で音楽文化振興に有志で取り組む、白馬ミュージックサポートアソシエーション(HMSA、山口郁夫代表)は24日、村役場ロビーにピアノを設置した。本年度もロビーコンサートの開催を通して、村民がより良い環境で身近に音楽に親しむ機会をつくる。ピアノは、昭和37年のヤマハ製アップライト。ピアノ調律師だった代表の山口さんの横浜市にある実家に長年置かれ、子どものころから親しんできた。母親の死去に伴って引き取ることになり、地域の人にピアノの音色に親しんでもらおうと、コンサートを開く役場ロビーに置くことを提案した。
交通安全マナー学ぶ 小谷小約束事や危険再確認

 小谷村の小谷小学校で19日、交通安全教室が行われた。啓発ビデオを鑑賞し、交通安全の約束事を再確認しながら、正しい交通マナーと校内外の交通安全を呼び掛けた。教諭が「交通事故の発生する一番多い時間は帰宅後が多い」と話し、子どもたちの日常生活において、校内外で起こりやすい事故原因について具体例を分かりやすく説明。飛び出しや横断違反といった、自分自身が交通マナーを守らない危険な行動が重大な事故を招く危険性を強調した。
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