2019年4月27日(土)付

訓練の成果救助技術競う 北ア広域消防本部大会に30人上位は県大会へ

 北アルプス広域消防本部は26日、本年度の消防救助技術大会を、大町市の同本部で開いた。管内各消防署から約30人が参加。雨が降る中、隊員らは日頃の訓練で培った救助技術を発揮し、その安全確実性や迅速性を競った。大会上位者は、6月8日の県消防救助技術大会へ出場する。大会は、「ロープブリッジ渡過」「引揚救助」「ロープブリッジ救出」の3種目で行われた。ロープブリッジ渡過では、地上約14bの高さに張った20bのロープを往復し、確実性や所要時間を競った。隊員は紹介されると大きく「ハイッ」と声を上げ、競技に取り掛かる。応援する仲間も「がんばれよー」「いけー」と後押しし、熱気にあふれた。
未就園児親子が交流 新日本婦人の会白馬支部リズム体操教室始まる

 新日本婦人の会白馬支部の主活動の一つ、「親子リズム体操教室」が本年度も始まった。音楽教育法の一つ、リトミックの要素を取り入れ、音楽と体操で子どもの心身の発達をうながす活動。未就園児を持つ地域の若い親子連れが多数参加して、運動を通じた交流の輪を広げている。教室ではウオーミングアップに親子で行う雑巾がけ、マッサージ、手遊びを行ったあと、音楽に乗ってさまざまな運動を行っている。

桜に囲まれ競技楽しむ 大町地区市民運動会に6分館200人

 大町市の大町西小学校で21日、「第73回大町地区市民運動会」(大町公民館など主催)が開かれた。地区の6分館から約200人が参加。咲き始めた桜の木に囲まれた校庭で、子どもからお年寄りまでが競技を楽しみ、応援に声を枯らした。運動会は、小学生による55b競争「GoGoレース」や、円の中心を狙う「的中マレットゴルフ」、競いながら防災意識を高める「消火器リレー」など12種目で得点を競った。出場選手はもちろん、声援を送る仲間も熱気を帯びる。中でも、各世代をつなぐリレー「華の/男の人生行路」や綱引きは大盛り上がり。「がんばれー」「いけー!」とかけ声でチームを鼓舞した。

有志「青パト」1年生と対面松川小 見守り活動紹介下校児童送り出す

 子どもたちを事故や犯罪などから守る活動を行う、松川村の「青色パトロール」のボランティア11人は22日、松川小学校を訪れ、1年生79人と年度初めの顔合わせを行った。児童らと触れ合いながら、顔ぶれや活動を知ってもらった。通称「青パト」は、小学生を巻き込む事件が各地で発生していたのを背景に、有志らが14年前に発足させた。
新社会人業種超え親睦 池田町歓迎会に11事業所50人

 池田町は22日、この春から町内で働き始めた新社会人などを対象とした「新入社員歓迎会」を町役場で開いた。行政や医療、福祉、製造など11事業所から参加した約50人が業種を超えて親睦を深め、社会の一員として気持ちを新たにした。
自転車乗り方実践で学ぶ 白馬南小で交通安全教室

 白馬村の白馬南小学校(倉科浩美校長、児童数110人)で23日、全校児童を対象とした交通安全教室が開かれた。大町警察署員や白馬村交通安全協会員から、各学年が校庭や公道で歩行や自転車の乗り方の実践的な指導を受け、交通安全意識を高めた。初めて教室を体験する1年生は学校付近の一般道路を歩き、安全な歩行について理解した。狭い道路での一時停止や左右確認の手のあげ方などについて、その場に応じた判断で危険を回避する対応能力を身に付けていった。
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