2019年5月2日(木)付

「令和」新時代に門出 初日大安に婚姻・出生届け出

 新元号「令和」が始まり「大安」でもある1日、大町市役所では婚姻届や出生届の届け出が相次いだ。カップルや家族が新時代の幕開けとともに新たな門出を迎えていた。 市役所では午前8時過ぎから来庁者が姿を見せ始め、閉庁日ながら市民課の職員が窓口に待機し対応。午前中に6組が届けを出した。職員は「令和」の年号が入った届け出用紙を受理し、5月から配布を始めた新たな婚姻や誕生のオリジナル記念証を手渡した。
改元記念し乗客を歓迎 信州おもてなし隊白馬駅でふるまい

 白馬村の観光関係者や白馬高校生らでつくる「信州おもてなし隊」は1日、改元を記念した「令和元年おもてなしイベント」をJR白馬駅で開いた。乗降客を山菜や八方饅頭、紫米のふるまいなどでもてなし、大型連休に白馬村を訪れた観光客とともに、新時代の到来を祝った。 おもてなし隊はスーパーあずさやリゾートビューふるさとの白馬駅到着に合わせ、「ようこそ白馬へ」の横断幕を掲げて乗客を歓迎した。
「山火事防止」意識高めて 白馬と小谷パレードで村内巡回

 白馬村と小谷村で4月25日、北部地区の「春の山火事防止パレード」が行われた。県北アルプス地域振興局職員や村職員らが広報車や消防車両などで村内全域を巡回し、防火意識の高揚をはかった。 パレードは白馬村役場を出発し、和田野、エコーランドや飯森、白馬五竜、白馬町、森上などを経由したのち、白馬大池駅で小谷村に引き継がれた。小谷でも全域を回って啓発活動を実施。一人ひとりの心掛けで、かけがえのない財産である山林を山火事から守ることを呼び掛けた。
地元原料で「しょうゆ造り」 松川小2年生が仕込み体験

 松川村の松川小学校(熊谷賢一校長)の2年生80人は4月23日、生活科の学習でしょうゆ造りを行った。地元の原料を使って、「本物」のしょうゆ造りを体験した。 こうじ造りから搾りまでを手掛ける「手前しょうゆ造り師」の宮崎康英さん(55)=安曇野市穂高有明=が指導した。無農薬の大豆と小麦で造ったこうじと塩を混ぜ合わる「塩きり」の作業をした後、樽に移して水を加え、「おいしくなーれ」と元気に声を掛けながら、しっかりと混ぜ合わせた。仕込んだしょうゆを味見し、「しょっぱい」と顔をゆがめていた。
園飛び出し桜の名所堪能 小谷村保育園島温泉で花見

 小谷村保育園(松澤由佳園長)は4月22日、本年度初の園外保育を行った。年長・年中園児が桜の名所として知られる北小谷地区島温泉を訪ね、満開の桜のもとで花見を楽しんだ。 当日訪れた島温泉の桜は、園児たちの願いが通じほぼ満開となり、最高の桜が園児を出迎えた。園児らは「すごくきれいに咲いてるね」と感動の面持ちで桜を見上げていた。ピンク色に染まった桜のトンネルの下を歩いたり、花びらを大切そうに手にしたりと、小谷の花の春を堪能した。
信大准教授から理科学ぶ 大町 八坂中で伊藤さん招き授業

 大町市の八坂中学校(平林伸一校長)で4月23日、信州大学学術研究院(教育学系)准教授の伊藤冬樹さんによる理科の授業が行われた。3年生8人が、電気分解の仕組みを理解するため実験や授業を受け、身近なものの構造や性質について学んだ。 水に水酸化ナトリウムを溶かした水溶液を電気分解した実験では、陰極に水素、陽極に酸素が発生し、試験管に採取した。火を着けた線香をそれぞれ近付け、燃え方の違いを観察した。
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