2019年5月22日(水)付

チャリティ古本市26日 松川村図書館 東北被災地を支援

 松川村図書館は26日、東日本大震災の被災地を支援する恒例の「チャリティ古本市」を同館テラスで開く。古本市は、古本買い取り業者・バリューブックス(上田市)による「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」の一環。売り上げは、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の図書館復興費用として寄付する。「図書館にできることを」と始めた取り組みは、今年で8年目。昨年は6万円以上の売り上げがあった。現地では、一昨年新図書館が建設されたが、資料費が足りない状態が続いている。同館では、家庭で不要になった書籍の寄付も随時受け付け中。
新緑と北アの風景満喫 池田町「展望ウオーク」に400人

 「第12回いけだまち北アルプス展望ウオーク」(実行委員会主催)が18日と19日、池田町で開かれた。両日は晴天に恵まれ、17都県から3?89歳の延べ400人以上が参加し、新緑の美しい北アルプスのある風景を満喫した。18日は、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」認定の「安曇野北アルプス展望のみち」に沿い、5?21`の4コースを歩いた。ガイド付きの団体歩行とガイドなしの自由歩行に分かれ、あづみ野バラ園やかかし村、池田八幡神社などのポイントを巡った。「信州花フェスタ2019」にちなみ、食用花を使った特別ランチを提供するコースも用意され、女性に人気だった。

米俵担ぎ走る「力くらべ」 大町常盤れんげ祭にぎわう

 「常盤れんげ祭」が18日、大町市常盤須沼の水田で行われた。米の生産者と消費者の交流につなげようと実行委員会が毎年開いている恒例のイベントで、今年は米俵を担いで走る競技「力くらべ」を初開催。レンゲの花が咲く水田の中を、子どもも大人も力走し、昔ながらの米づくりに思いをはせた。思い切り走った後は、かまどで炊いたご飯のおにぎりと豚汁が振る舞われたり特産品の販売などもあり、レンゲの花を見ながらひと時を楽しんでいた。
ファシリテーションを体験 美麻小中9年生地域つなぐマップ作りへ 

 大町市美麻小中学校(山岸澄雄校長)の9年生が今年、地域のお店をつなぐマップ作りに取り組んでいる。地域の人たちの思い?をつなげるマップ作成のため10日、ワークショップを開きたいと、ファシリテーションを学んだ。総合的な学習の時間「美麻市いち民科」の一環。同校のコミュニティスクールにおける地域(学習支援)コーディネーターを通じ、市民活動サポートセンターを通じてボランティアを募った。市で開くファシリテーション講座を受講した2人が講師を務めた。生徒1人がファシリテーターを体験しつつ、美麻をテーマにしたランチプレートを作る話し合いを仮定したワークショップを行った。

小谷の風景と文化切手に村制60周年 住民も撮影デザイン完成

 小谷村が村制60周年を記念し制作している記念切手のデザインが完成した。住民から一般募集した入選作品を含め、村の自然景観や文化財などを撮影した美しい写真がそろい、節目に村の文化・自然の名所を感じることができる。栂池自然園や雪景色、塩の道、雨飾山や大網火祭りなど、村内の四季折々の瞬間を題材に、60周年を迎えた2018年度中に撮影し、写真で作る2シート分の80円切手10枚セット。切手には、村民からの入選作品6点と、60周年記念写真集を撮影しているプロカメラマンの林明輝さんの作品14点を用いた。
ロビーにピアノと歌響く 白馬村役場でコンサート

 白馬村役場ロビーで17日、令和元年度第1回の「午後のロビーコンサート」が開かれた。白馬ミュージックサポートアソシエーション(HMSA)が主催。同会が設置したアップライトピアノのお披露目となる演奏会で、昼下がりの庁舎に美しい歌声と音色が響き、訪れた約100人の村民らを楽しませた。武蔵野音楽大学声楽科出身で同村役場に勤務しながら多数のコンサートに出演する同村の吉沢美穂さん(29)と、松本市の岩ア純子さんがピアノ伴奏で出演。。ゲーテ作詞「野ばら」の作曲者違いによる比較など、クラシック音楽に親しみが湧くような構成で表現した。
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