2019年5月31日(金)付

出展作家の公募始まる 第2回国際芸術祭まで1年

 「北アルプス国際芸術祭2020」の開幕まで、31日で1年間となった。実行委員会(実行委員長=牛越徹大町市長)は、第2回芸術祭に向けた作家の公募を6月から始める。北ア山麓の歴史・文化・自然を生かしたアート作品や、食やパフォーマンスなどのプロジェクトが対象で、初回に引き続き芸術祭の総合ディレクターを務める北川フラム氏(アートディレクター)が審査し、5点程度を採用する予定。締め切りは7月19日。
 作家の公募は、地元をはじめ広く参加を募る公募枠で、プロ・アマや地域問わず誰でも応募できる。初回(2017年)は公募枠5点程度に対し、海外を含め全国各地から約80点の応募があった。
おいしい川魚レシピ紹介 小谷でしなの食大学開講

 県調理師会大北支部(岩井良三支部長)は23日、「しなの食大学」の本年度第1回を小谷村役場で開いた。県統一テーマの「川魚」を題材に、大北各地からの約20人の受講者が信州の食文化や調理を学んでいる。
 調理実習では、荒川三男副技能指導部長が信州サーモンのクリーム煮や大ますの竜田揚げ、マリネなどおいしく食べられるレシピを紹介した。
季節の花々まちなか飾る 池田ハーブ生産組合 商店街に鉢植え配布

 県内で開催中の花と緑の祭典「信州花フェスタ2019」に合わせ、池田町ハーブ生産組合は、シャクヤクとラベンダーの鉢植えを商店街の各店舗に配布している。「花とハーブの里」ならではの取り組みで花フェスを盛り上げようと、季節の花々でまちなかを飾っている。
 組合では地域住民からシャクヤクを提供してもらい、鉢植え約50個を用意。4月の急激な気温の低下の影響で多くの花芽が枯れてしまい、不足をラベンダーで補った。商店街に協力を呼び掛けたところ約20店舗が応じ、店頭に花を置いて管理する。
ちひろの足跡たどる 松川パノラマウォークに60人

 絵本画家・いわさきちひろの足跡をたどる初夏のウォーキングイベント「ちひろが愛した安曇野・まつかわ北アルプスパノラマウォーク」(松川村観光協会ウォーキング部会主催)が25日、松川村で開かれた。県内外から約60人が参加し、雄大な北アルプス連峰を眺めながら、約8・5`のコースを歩いた。
 晴天の中、安曇野ちひろ美術館を出発。村ツアーガイド倶楽部のメンバーや観光協会の職員らがガイドを務め、要所要所で地名の由来や地理、歴史などについて説明した。
夏の白馬彩る花アレンジ しんきん信白会寄せ植え講習会

 白馬村の「松本しんきん信白会」(太田達彦会長)は21日、松本信用金庫白馬支店で「寄せ植え講習会」を開いた。白馬村白馬町で太田造園・フローリスト白馬を営む太田和子さんを講師に、夏の白馬に彩りを添える、美しい寄せ植えの作り方について学んだ。
 太田さんは「ギャザリング」と呼ばれる植え込みの手法を紹介した。。植物が成長していく過程を楽しむ従来の寄せ植えと違い、植えこんだ瞬間から豪華で華やかな、花束のようなアレンジメントが楽しめるのが魅力という。参加者は家庭で実践しようと真剣な表情で自分自身のアレンジに取り組んでいた。
コート疾走フットサル 小谷北アルプスカップ開幕

 北アルプスフットサル振興協議会が主催する「北アルプスフットサルカップ」の今シーズンの開幕戦が26日、小谷村で開かれた。村内外から6チームが参戦。総当たり戦が実施され、熱戦を繰り広げた。
 選手は日頃培った技術と戦術を駆使し、全力のプレーを見せた。屋内コートで繰り広げられる攻守の早い展開は、フットサルならではで迫力満点。選手たちは声を出し合いながらコートの中を駆け回っていた。
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