2019年6月9日(日)付

境内の貴重な植物紹介 大町 仁科神明宮プレート制作へ

 大町市社宮本の国宝・仁科神明宮を核にしたまちづくりに取り組む地元住民団体「大杉の会」(宮崎勇会長)は8日、同宮境内に生息する山野草や木の観察会を行った。境内には在来種や土地固有の貴重な植物が多く生息。今年夏ころまでに植物を紹介するプレートを制作し、一般に発信していく。
 昨年、境内の遊歩道周辺の植生状況を確認した際、貴重な植物が多いことが分かり、20年に一度の式年遷宮祭を前に、一般向けにも紹介しようと初めて企画した。プレート制作には市のまちづくり活動補助事業「きらり輝く協働のまちづくり事業」を活用する。
春告げる雪形まつり=@大町でステージ吹奏楽や歌

 大町市に春の訪れを告げるイベント「第17回北アルプス雪形まつり」(実行委員会主催、大糸タイムス社など後援)のメインイベント「雪形ステージ」が8日、市文化会館で開かれた。春をテーマに子どもたちが描いた絵画や詩の入賞作品表彰、音楽や演劇発表などが行われ、大町に季節の移り変わりを知らせる北アルプスの雪形に親しんだ。
 今年は、全国都市緑化信州フェア「信州花フェスタ2019」の開催を記念して、創作演出「〜花と雪形〜農具川物語」も上演された
カモミール畑にぎわう 池田「カミツレ花まつり」

 池田町のカミツレ研究所は1日と2日、同町広津の「カミツレの里」で「第31回カミツレ花まつり」を開いた。甘い香りを放つ満開のカモミール畑の中、癒やしと気づきの空間を提供し、大勢の家族連れなどでにぎわった。
 2日は、環境省総合環境政策統括官の中井徳太郎氏、阿部守一知事、甕聖章町長、北條裕子代表(カミツレ研究所)による「ビオホテル×地方創生」をテーマにした対談が行われた。
 オーガニックをコンセプトに取り入れた飲食や雑貨などのブースが20以上並び、盛況だった。広津自治会は、有機地粉を使った灰焼きおやき作り体験を行い、人気を集めた。
エコ意識育む「ハロフリマ」 育児中の有志 白馬で今季もスタート

 白馬村和田野のログコテージエポック&ミニトレインパークを会場に今季も、フリーマーケット「ハロフリマ」がスタートしている。幼い子どもを育てる若者有志による、資源の再利用とエコ意識を育む恒例のイベント。
 会場は広々とした芝生広場で、安心安全な環境で買い物が楽しめると人気を呼んでいる。先月行われた初回のフリマでは、多数の来場があり、バラエティーに富んだブースを巡りながら交流を深めていた。ハロフリマではFacebookも公開し、あらかじめ出品されるものの画像やコメントをアップしている。
昔ながらの手植え体験 白馬北小5年生が米作り

 白馬村の白馬北小学校5年生は3日、学校田で昔ながらの手植えによる田植えを行った。米作りの大変さを身をもって体感しながら、秋の収穫へ期待を寄せていた。
 同校では伝統農法をしっかりと学んでもらい、児童に農業への関心を深めてもらおうと、村内の米作りのプロである(有)マイテカルの福島利文さんや、地元農家の人を講師に招き、米作りを行っている。
 代かきを終えきれいにならされた田んぼに、児童は素足で入り、一列になってもち米の苗を植えていった。
鮮やかマジックに歓声 小谷村保育園にスマイリーフジさん

 小谷村保育園で3日、安曇野市のマジシャン・スマイリーフジさんによるマジックショーが開かれた。目の前で繰り広げられるパフォーマンスの数々に、子どもたちの弾んだ声が飛び交った。
 スマイリーフジさんは病院職員を定年退職してからマジックを始めた。10年以上にわたり県内の高齢者施設や病院などをボランティアで慰問し、マジックを披露している。今回の小谷村でのショーは548回目となった。
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