2019年6月12日(水)付

労災ゼロの職場目指し 大町で大北安曇野地区産業安全大会

 産業界での労働災害防止を推進する「第92回全国安全週間」(7月1〜7日)を前に、大北安曇野地区産業安全大会(大町労働基準協会主催)が6日、大町市のJA大北本所アプロードで開かれた。大北・安曇野地区企業の安全衛生担当者など約100人が出席。大宝労務安全研究所(長野市)の大田吉宝所長による特別講演「効果的な安全衛生教育と安全作業の定着に向けて」などを通して、安全意識を高めた。
 今年の安全週間は「新たな時代にPDCAみんなで築こうゼロ災職場」をスローガンに、計画、実施、評価改善を確立し事業所での自主的な安全衛生管理を推進する。6月1日から30日までは安全週間の準備期間となっている。
地域ぐるみで桜並木保全 大町北山田 まちづくりの会員が環境整備

 大町市北山田町の住民組織・北山田町桜並木のあるまちづくりの会(続麻純生会長)は9日、同会で管理保全する約1`の桜並木で環境整備活動を行った。今期の見事な開花に感謝を込めた作業で、会員約20人が参加し、サクラの枝打ちや周辺の除草などに汗を流した。
 桜並木は、北山田町を走る観光道路沿いに並ぶ約120本のソメイヨシノ。戦後まもなく、青年団や婦人会が植栽したとされている。平成11年に同会を結成し地域ぐるみで桜並木の保全に取り組んでいる。
4町村ママさんバレー白熱 松川 北安郡体育祭60回の節目

 第60回北安曇郡体育祭(北安曇郡体育協会主催、松川村体育協会主管)が8日、松川村内で開かれた。天候不順により屋外競技の野球とソフトボールが中止となり、9人制ママさんバレーボールのみ実施となった。郡内4町村の対抗戦は白熱した。優勝は池田で、2位白馬、3位松川、4位小谷となった。
 ママさんバレーはグリーンワークまつかわで行われた。池田、松川、白馬、小谷の4チームによるトーナメント戦で争った。力強いアタックや果敢にボールを追い掛ける姿に会場は盛り上がった。
信州花フェス閉幕へ 大町でクロージングイベント

 第36回全国都市緑化信州フェア「信州花フェスタ2019〜北アルプスの贈りもの〜」の閉幕を前にした9日、サテライト会場の大町市でクロージングイベントが開かれた。4月から長期にわたって地域が一体となって盛り上げてきた県内初開催のフェス閉幕に向けて、ステージイベントやおおまぴょん型トピアリーのワークショップなどが行われ、最後の盛り上がりをみせた。
 JR信濃大町駅前広場公園の特設ステージでは、市キャラクター・おおまぴょんと県PRキャラクター・アルクマが登場し、商品が当たるクイズなどで参加者がふれあいを楽しんでいた。
こだわりの地ビール満喫 白馬 クラフトビアマルシェに長い列

 白馬村神城飯田地区の上原グラウンドを会場に8日と9日、恒例の「クラフトビアマルシェin白馬」(同実行委員会主催)が開かれた。こだわりの小規模醸造所(ブルワリー)の地ビールの味を求めて、国内外から多数のファンが来場。地元の飲食店主らによる、ビールに合うおいしい料理をつまみに、さまざまな味の飲み比べを楽しんだ。
 オープン前から多数の愛好家が列を作り、購入したオリジナルグラスを手に、お目当てのブースに長い列を作った。参加者は作り手と顔をあわせ、こだわりを聞いたりして知識を深めながら、クラフトビールの楽しみを広げていた。
村の伝統塩漬け継承 小谷 名人講師に食文化教室

 小谷村中土観光交流センターやまつばきで5日、「小谷村伝統の食文化教室」が開かれた。村の伝統文化である塩漬けを次世代に伝える目的で村役場特産推進室が主催し、村内から18人が参加。村の塩漬け名人・山本友子さんを講師に、塩蔵について2回で学ぶ。
 今回は塩漬けの方法を学んだ。参加者は持参した漬物だるに、サワアザミ、ヤマウド、イラクサの3種の山菜を漬けて持ち帰った。子連れや若い女性の参加者も多く、講師の説明にメモを取りながら熱心に聞き入った。
 塩蔵を学んだ後で季節の山菜をふんだんに使った料理を調理。食卓には煮物やおひたしといった和食の他、山菜を使ったパスタなどの創作料理も並び、参加者は食事をしながら交流を深めた。
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