2019年6月14日(金)付

●「恋人の聖地」で審査員賞 大町市受賞機に観光誘客促進

 「恋人の聖地」に認定される大町市は、NPO地域活性化支援センターが主催する「恋人の聖地地域活性化大賞」で、審査員賞を受賞した。同大賞には全国87の地域から申請があり同市を含む16地域が入賞した。市観光課は受賞を契機に、さらに聖地≠生かした観光誘客を進めるとしている。
●北アブランド市町村主役に 白馬村からスタート 「おでかけ運営委員会」実施

 北アルプス山麓農畜産物ブランド運営委員会(委員長=宮澤敏文県議)は4日から、各市町村で実施する「おでかけ運営委員会」を白馬村を皮切りに開いている。各市町村ごとのB級グルメを発信するスタンプラリーなど、市町村が主役となって取り組む事業を地元で話し合っている。同運営委で昨年市町村ごとに選出した愛され親しみがある大衆的な食べ物であるB級グルメ。普及に向けたスタンプラリーを行うが、用いるブランド品の時期や提供方法などもそれぞれのため、実態に合ったやり方を市町村ごとに話し合う。
●未成年の喫煙リスク学ぶ 池工で薬物乱用防止講座

 池田町の池田工業高校で6日、薬物乱用防止講座が開かれた。2年生約120人が信州大学医学系教授・花岡正幸さんを講師に、たばこの健康に対する影響や未成年者の喫煙のリスクなどを学んだ。生徒たちは黒く染まった喫煙者の肺を写真で目にし、「うわあ」と嫌悪の声を上げていた。「加熱式たばこは安全」などと〇×形式のクイズにも答え、「有害物質が含まれている」と喫煙に対する正しい知識を身に付けていた。
●地域の講師に「着物」学ぶ 大町美麻小中8年生が和装体験
 
 大町市美麻小中学校(山岸澄雄校長)で11日、地域の講師を招いた和装体験授業が行われた。8年生の14人が、日本伝統の民族衣装「着物」について学び、実際に浴衣を着てみた。家庭科の時間に体育館で行われ、元尚美流日本和装学長で着付け講師の丸山昭子さん(77)=大新田町=を講師に着物の歴史や仕立て方の特徴、種類などについて学んだ。学習支援ボランティアが、講師補助や受講者としても参加。女子生徒は色とりどりの浴衣に半幅帯を締め、男子生徒は、粋な色合いの浴衣姿に着上がった。
●天然の雪室で熟成酒 小谷「栂の森」が販売開始

 小谷村の栂池自然園栂池ロープウエイ乗り場と、道の駅おたりで今月から、栂池高原スキー場の天然雪の雪室で貯蔵・熟成させた「氷雪熟成酒・栂の森」が発売された。豪雪地・小谷の豊富な天然雪の雪室で醸した、極上の味わいが人気を呼んでいる。今年は搾りたての原酒720_g1600本分を埋めた。天然雪で味に磨きをかけた酒は、まろやかな味と香りが評判で、夏の主翼商品として人気が高い。
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