2019年7月5日(金)付

村田屋の「バタどら」継ぐ 大町の浅賀さん技学びCona″開店

 昨年の4月に惜しまれつつも閉店した村田屋菓子補(創業90余年、大町市高見町)の「バタどら」が復活した。アイシングクッキー(お菓子の装飾)の講師を務める浅賀奈津美さん(44)=常盤上一=が「この味を途絶えさせるわけにはいかない」と、元店主の横澤章雄ゆきおさん(86)のもとに飛び込み修行を重ね味を受け継いだ。浅賀さんのどらやき店Cona(コナ)が先月末、大町自動車教習所向かいの遠山建設事務所一角(平野口)にオープンした。
ガイドと走る自転車ツアー 大町市観光協会15日から全5回参加者募集

 大町市観光協会は、自転車で大町を楽しみながらゆっくり走るガイド付きサイクリングツアー「信濃大町観光サイクリングツアー2019」(運営協力・鹿島槍スポーツヴィレッジ)を全5回で開催する。車では通り過ぎてしまうような場所を自転車でガイドと走り、大町の魅力や自然を感じる。現在参加者を募集している。各回の見どころやスケジュール、参加できる自転車など詳細や申し込みは鹿島槍スポーツヴィレッジホームページで。
ホタルの先進 地花見視察 山梨県北杜市の団体 池田訪問 住民と意見交換

 ホタルの名所で知られる池田町花見地区を6月30日、山梨県北杜市の「清里ホタルの会」が視察に訪れた。地元の「花見ほたるの里づくりの会」と意見を交換し、ふるさとの景観保全に取り組む住民同士で交流を深めた。清里ホタルの会は、先進地から繁殖技術を学ぼうと、恒例の視察先に花見地区を選択。会員約20人が花見ほたるの里づくりの会の案内で、生息地の「ホタル水路」や繁殖用の飼育小屋などを見学した。
心癒やすイラストずらり 大町の森の休息「小さな展覧会」14日までラクガキ屋Mallu 作品展

 大町市下仲町の「ホッと一息森の休息」(栗林佐千子代表)で7月14日まで、世界で一番小さな展覧会「ラクガキ屋Mallu(まる)作品展」が開かれている。心温まるメッセージを添えたかわいらしいイラスト35点が通り土間に展示され、道行く人の目と心を癒やしている。作者は「ラクガキ屋Malluさん」こと、丸山正彦さん=山形村。フリーイラストレーターとして松本市を中心にコンピューターグラフィックによるイラストの展示販売や委託販売、受注製作、ワークショップ、学校で美術講師として活躍する。
小谷の希少なチョウ守れ 村天然記念物「クロシジミ」の学習観察会

 小谷村公民館はこのほど、村天然記念物の希少チョウ「クロシジミ」の学習観察会を村内で開いた。参加者たちは、小谷の豊かな自然の中で生息するクロシジミを間近に見ながら保護意識を高めた。観察に先立ち、チョウの生態に詳しい信州大学名誉教授の中村寛志さんと、小谷村文化財保護委員で小谷のチョウに詳しい丸山潔さんによる、生態の講義や生息調査報告が行われた。
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