2019年7月6日(土)付

若一王子祭り27、28日 流鏑馬「巡行開始の儀」新設合同会議開催 準備大詰め

 大町市の若一王子神社で27、28日に行われる国内最大規模の子ども流鏑馬やぶさめなどがある若一王子祭りの準備が大詰めを迎えている。俵町の同神社では5日、祭典の合同会議が開かれ、各町の総代や年番代表者ら約70人が集まり、執行要領や交通規制などを確認した。今年は流鏑馬神事の中に奉射の開始を告げる「巡行開始の儀」を新たに設けるなど祭典の盛り上げへ知恵を絞った。
思い思い仮装でパレード 岳陽高 「岳嶺祭」一般公開をPR

 「たーかねったら岳たか嶺ね祭!たーかねったら岳嶺祭!」―。思い思いの仮装をした生徒たちの大きな声が商店街に響いた。大町市の大町岳陽高校文化祭「岳嶺祭」の一般公開日を翌日に控えた5日、生徒らは市中パレードを行い、地域住民に文化祭をPRした。二手に分かれて学校から商店街へ向かい、JR信濃大町駅前などを練り歩いた。
お茶と座禅でリフレッシュ池田長福寺で「てら美活」WSも

 池田町滝沢の曹洞宗長福寺で6月30日、お茶と座禅を通して心と体をリフレッシュする「てら美活」(長福寺・町主催)が開かれた。町内外から23人が参加し、茶葉の香り漂う静かな空間で、自分と向き合いながら穏やかなひとときを過ごした。長福寺が定期的に座禅と法話、茶話会の場を提供している「禅カフェ」と、ハーブを使ったWSのコラボ企画第2弾として開かれた。
にぎやか世代超え交流 八坂で老人スポーツ大会

 大町市の八坂小学校体育館で3日、八坂地区老人スポーツ大会(鳥屋隆一大会長)が盛大に開かれた。高齢者の体力維持や向上、世代や地域を超えて交流をはかることを目的に続けられ45回目。70人を超す参加者が、野平、中央、切久保、船場、大平、石原の6地区対抗で競技した。小学3・4年生と、たけのこ保育園児も参加した。
迫力の水しぶきに虹 グリーン期の見どころ黒部ダム観光放水

 黒部ダムで豪快な観光放水が始まっている。大町市と富山県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の、グリーン期の見どころ。高さ日本一、186bの黒部ダム堰堤えんていから、毎秒10d以上の水が吹き出し、晴れた日の午前中には、真っ白な水しぶきに虹がかかる。訪れた観光客は、残雪の輝く北アルプス、周囲の新緑、緑の水をたたえるダム湖「黒部湖」と、迫力の放水、大自然と人が織り成す景色を楽しんだ。
不思議な世界観に大喜び 白馬子育てルームで道化師ショー

 白馬村の子育て支援ルームで6月24日、富山県を拠点に活動する道化師「ZUTA」さんによるパフォーマンスショーが開かれた。子どもたちは、日ごろ見る機会のない生の舞台に大喜びで、不思議な世界観を堪能した。ZUTAさんはシャボン玉のマジック、ジャグリングにマイムの動作を加えたパフォーマンスを得意としている。公演では指先から花を生み出したり、長いステッキをひとのみにするパフォーマンスで、子どもたちの心を一気にわしづかみにした。
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