2019年7月9日(火)付

大火跡地若者の力で復活 大町北アブルワリー開店

 地ビールを製造・販売する「北アルプスブルワリー」が8日、大町市中央通り商店街の大火跡地で開店した。市内を中心とした若者3人が立ち上げた醸造所で、発泡酒の醸造免許が今月5日に交付された。大町の水を使った地ビールは今月末から来月上旬にかけて販売開始の予定。平成17年の大火以降、約14年空き地だった場所が、若者の発想で生かされ一歩を踏み出す。同日レセプションが開かれ、土地を提供した塩原義夫さん(76)は「まちを思う若者たちの取り組みを精一杯応援したい」と話した。
親子で親しむ手作りの七夕池田公民館ポレポレ塾に19組


 池田町公民館は5日、未就園児と保護者を対象にした家庭教育学級ポレポレ塾「ポレポレ七夕さま」を開いた。19組の親子が参加し、スタッフ手作りの心温まる企画で七夕行事に親しんだ。スタッフ手作りの人形を使った劇で七夕の由来を伝え、七夕飾りの意味や短冊の色の意味なども説明した。みんなで「七夕さま」を歌い、おやつに七夕まんじゅうをおいしそうに味わった。
大町と池田が県大会へ ポンプ操法 ラッパ吹奏 大北の消防団技競う

 白馬村の北部グラウンドを会場に7日、「令和元年度大北地区消防ポンプ操法大会並びにラッパ吹奏大会」が開催された。大北地域5市町村の予選を勝ち抜いてきた精鋭チームがエントリー。県大会への出場権をかけて、各種目で訓練成果を披露した。ポンプ車操法の部とラッパ吹奏の部では大町市消防団、小型ポンプ操法の部は池田町消防団が、県への切符を手にした。
プール棟幻想的な異空間≠ノ 大町ゆ〜ぷるで「デジタル掛け軸」

 まるで万華鏡の中にいるような異空間―。色とりどりの幾何学模様が次々と姿を変え、来場者を幻想的な世界にいざなった。大町市平のゆ〜ぷる木崎湖プール棟が6日と7日、世界的デジタルアーティスト・長谷川章さんによる「デジタル掛け軸」で染まった。大勢の来場者が会場に足を運び、ひと時の異空間に浸っていた。
交通網整備20年後の村は 小谷中生 雨中バイパス工事現場見学

 小谷村の小谷中学校(加藤好章校長)2年生17人は8日、総合的な学習の時間「小谷学」の一環で、村内で国道148号「雨中・月岡バイパス」の工事を見学した。20年後の未来の小谷の暮らしを考える際、生活環境を支える大きな交通網の構築現場に触れた。雨中2号トンネルでは、現場内に生コンのプラントを造って24時間体制の工事を行えるようにしていることや、水が入るとどろどろになる軟らかい岩質の中での難しい工事をどう行うか、現場の監督から聞いた。「工事の人はどのくらいの給料をもらっているのか」などの素朴な質問も飛んだ。
正しく磨いて虫歯予防 しろうま保で指導教室

 白馬村のしろうま保育園(松沢ひとみ園長)で3日、恒例の歯科指導教室が開かれた。村の在宅歯科衛生士や栄養士が来園し、パネルシアターや歯磨き指導で、園児たちに正しい歯磨きや正しい食習慣の大切さを呼び掛けた。歯磨き指導では大型の歯の模型を使いながら、正しい歯ブラシの使い方と磨き方を指導した。園児たちは模型の位置を見ながら一生懸命歯を磨き、虫歯にならないための磨き方を身に付けていた。
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