2019年7月14日(日)付

夏山シーズン始まる 北ア地域振興局「登山者マナーカード」配布

 県北アルプス地域振興局は、大北地域の山々を訪れる登山客に登山マナーの向上を呼び掛けるため、マナー・ルールを記載した「登山者マナーカード」を作製した。表面に注意事項、裏面に山岳写真を記載し、山小屋や登山案内所、自然保護レンジャーから手渡しで配布し、啓発を図る。
迫力の放水間近に 大町ダム高瀬渓谷フェス

 「森と湖に親しむ旬間」(7月21?31日)に合わせ、大町市の大町ダムで13日、「高瀬渓谷フェスティバル2019」が開かれた。ダム内部の見学や船からのダム湖の巡視など普段できない体験に、家族連れなど多くの来場者でにぎわった。ダムでは来場者が管理所職員の案内で、ダム堤内部のエレベーターや監査廊を通り、展望台から放水を見学。毎秒2dが流れる迫力の光景に驚いていた。
子どもの居場所づくり推進 北ア地域応援プラットフォーム全体会議と公開学習

 大町市の県大町合同庁舎で8日、「北アルプス地域子ども応援プラットフォーム」(金枝由香里代表運営委員)の全体会議・公開学習が開かれた。地域の子どもを取り巻く生活環境と、有効な支援について学び、話し合った。プラットフォームは、県北アルプス地域振興局の呼び掛けで、大北地域で子ども・若者支援に関わる団体が集まり、昨年2月に発足。学習支援・食事提供・悩み相談などの、子どもの居場所づくりをすすめる。
サイクリングイベント北ア山麓グランフォンド 快走700人大北の景観満喫住民が地元食でおもてなし

 北アルプスの山麓や里山の景観を楽しみながら走るサイクリングイベント「北アルプス山麓グランフォンド」が7日、大町市、白馬村、小谷村などで開かれた。全国から約700人が参加し、165・135・90・80`の各ルートを快走。長丁場の疲れを癒やしてもらおうと、各エイドステーションでは地域住民が地元の食で参加者を応援し、心温まるもてなしを届けた。
和装の文化楽しんで 白馬中浴衣の着付け体験

 白馬村の白馬中学校で8日、家庭科の一環として3年生70人を対象に「浴衣着装体験学習」が開かれた。着物に詳しい美容師や着付け教室の指導者ら学習ボランティアの指導で浴衣の着付けを学び、日本文化継承の大切さに理解を深めた。実習では男女のグループに分かれ、ボランティアの指導を受けながら、浴衣を自分で着るまでを体験した。
親子で水の感触親しむ 白馬子育てルームプールで体験会

 白馬村の子育て支援ルームは9日、同村のプール施設「B&Gプール」で水遊び体験会を開いた。多数の親子が参加して、水しぶきを上げながら水の感触に親しんだ。親子はインストラクターから「小さなころから水に慣れる下地を作っておけば水難事故防止にもつながる」とアドバイスを受け、子どもたちとプールに入った。水中でゆらゆらしたり、号令で顔を水につけたりして、少しずつ水に慣れていった。
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