2019年7月18日(木)付

流木でアートの心育む 北ア芸術祭実行委南小で彫刻家がWS

 北アルプス国際芸術祭実行委員会は17日、芸術文化によるまちづくりを推進する事業の一環として、大町市の大町南小学校4年生39人を対象に、流木を使ってアート作品をつくるワークショップ(WS)を開催した。子どもたちはさまざまな形の流木から想像を膨らませ、昆虫や動物など個性豊かな木のアート作品?を創り上げた。講師を務めた彫刻家の国松希根太さん(42)=北海道=は「自然がつくった流木を生徒たちで作品にした。作品も、展示する場所にも愛着を持ってほしい」と話した。WSは、芸術祭と関連する「信濃大町アーティスト・イン・レジデンス(AIR)2019」事業の一環として、AIR滞在作家が講師を務める。南小を皮切りに市内学校で開催していく。
地域の民謡文化継承へ交流 松川・小谷 6団体集いステージ披露

 大北地域の民謡保存会などが集う「北安民謡交流会」が13日、松川村すずの音ホールで開かれた。松川・小谷両村から6団体約60人が参加し、地域の伝統文化継承に向け互いに成果を披露し合った。今年は松川村の正調安曇節保存会(平林秀夫会長)が地元での開催を記念し、「正調安曇節」を参加者に指導。尺八や三味線の音色に合わせ、参加者全員で踊りの輪をつくった。
飲んで楽しく冷和≠ネ夏 19、20日池田でビアガーデン

 夏恒例となった「池田にぎわいビアガーデン」が19日と20日の午後6時から9時半まで、池田町二丁目シェアベースにぎわい前「まちなか駐車場」で開かれる。「令和元年冷和な夏!」と銘打ち、夏の夜のにぎわいを創出する。町にぎわい創出事業の一環。主催する池田にぎわい創造社の茅野雅彦代表は、「大いに飲んで食べて楽しく過ごしてもらいたい」と多くの来場を呼び掛けている。
高山植物のラベル$ン置 白馬八方尾根登山道で作業

 白馬村の「八方尾根自然環境保全協議会」(丸山政博会長)は9日、八方尾根自然研究路で「ネイチャーラベル設置ボランティア作業と自然観察会」を実施した。会員やボランティアら約40人が参加。夏シーズンに訪れる人が、道中に咲く高山植物の名称や学名、特徴がひとめで分かるように作ったラベルを、八方池山荘から八方池までの区間に取り付け、自然保護意識を高めた。一行の後から訪れる人が、設置されたラベルに目をとめ「花の名前がわかりやすくて覚えやすいですね」と話しながら、さっそく観察する姿も見られた。
流鏑馬ぼぼ∴゚装搬出 大町「王子のお祭り」準備

 大町市八日町の流鏑馬やぶさめ会館に展示中の、子ども流鏑馬の衣装などが11日、搬出された。「王子のお祭り」として市民に親しまれる若一王子祭りに向けた準備が、今年も始まっている。若一王子神社の子ども流鏑馬は、日本三大流鏑馬の一つに挙げられ、全国でも珍しい子どもの射手「ぼぼ」が馬に乗ることで知られる。市観光課の担当職員は「今年もお祭りが始まります。市民の協力で成り立って、続いているお祭り。ぜひ今年も、大勢の方に見に来てもらえたら」と話していた。
園児と交流自身振り返る 小谷中3年生 村保育園で家庭科校外学習

 小谷村の小谷中学校3年生19人が9日、家庭科の授業の一環として小谷村保育園で校外学習を行った。園児とのふれあいから自身の成長を振り返り、これからの自分と家族との関わりについて学んだ。生徒はグループに分かれて、全クラスで絵本の読み聞かせや共同製作を行って園児とふれあった。。絵本の読み聞かせでは登場人物の声音を変えて臨場感たっぷりに演じ、園児の笑顔が広がっていた。「だるまさんがころんだ」など、全員参加のゲームも行い、盛り上がった。
トップページ 7月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2019 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.