2019年7月27日(土)付

屋根改修伝統「檜皮葺き」 仁科神明宮式年遷宮祭へ8月4日に造営見学会

 今年11月の20年に1度の式年遷宮祭に向けた改修(造営)が進む大町市社宮本の国宝仁科神明宮では、メイン工事となる国宝(本殿・釣り屋・中門)の屋根の葺ふき替え工事が始まり、専門業者による「檜皮ひわだ葺き」作業が順調に進んでいる。市教育委員会は8月4日、檜皮葺きを中心とした造営の見学会を企画。2日まで参加者を募集している。地域を問わず誰でも参加できる。造営見学会は、4日午前10時と午後1時の2回を予定し、定員は午前、午後それぞれ40人程度。田中社寺と市文化財センターの職員が講師を務める。同センター文化財調査員の島田哲男さん(60)は「伝統技術に触れる20年に1度の貴重な機会」と多くの参加を呼び掛ける。
土まみれでイモ掘り 松川北保育園 園児が力あわせ収穫

 松川村の松川北保育園の年長児34人は22日、ジャガイモの収穫を村営農支援センターが管理する畑で行った。土にまみれながら収穫の喜びを味わった。園児らが春に植え付けたキタアカリを収穫。手をブルドーザーのようにして土を掘り進め、次々とイモを掘り当てた。約500`の豊作となったイモは、給食やクッキング保育で利用する。園児らは「カレーにする」「肉じゃ見頃を迎えた鉢植えが!」と心待ちな様子だった。
水難時には「浮いて待つ」 大町西小夏休みへ着衣泳講習

 大町市の大町西小学校(吉澤清校長)で23日、「着衣泳講習」が行われた。夏休みの水辺のレジャーにおける万が一?を見据えて続けられる実技講習。全校児童254人が水難事故に遭った時に、安全に救助を待つ「浮いて待つ」術を学んだ。学年や経験にあわせたプログラムで、対応方法を学ぶ寸劇や、衣服や靴に含まれた空気や肺内の空気を利用し、天を仰いで大の字の姿勢で浮く練習をした。
三蔵呑み歩き9月7日開催 参加証の酒器前売り開始

 大町市の北アルプス三蔵呑のみ歩き実行委員会(伊藤敬一郎委員長)は26日、参加証となるロゴ入り酒器の前売りを開始した。三蔵は市内の酒蔵3社、白馬錦蔵元の薄井商店、金蘭黒部蔵元の市野屋と、北安大国蔵元の北安醸造。イベント開催は12回目、日程は9月7日午後3〜7時。三蔵が自慢の日本酒を並べ、参加者が酒蔵を巡り、味わい、にぎやかに本通り一帯に繰り出す。さらに、今夏オープンしたばかりの北アルプスブルワリーが参加。
絶景の高原驚きの非日常 白馬八方「マウンテンビーチ」オープン

 白馬村八方尾根うさぎ平テラスに26日、ビーチリゾートをイメージした絶景リラクシングテラス「白馬マウンテンビーチ(HAKUBAMOUNTAINBEACH)」がオープンした。標高1400bの絶景の高原で、驚きあふれる非日常な上質のひと時を楽しめる新スポットが表れた。白馬観光開発が取り組む「オールシーズンマウンテンリゾート」の一環。これまで活用されていなかったテラスの屋上を改装した。冬も営業する予定で、雪山で水着を着る意外性も楽しめる場所となる。
日常忘れ心身リラックス 白馬 貞麟寺第3火曜日は坐禅会

 白馬村神城地区の曹洞宗貞麟寺(海野喜充住職)は毎月1回、「坐禅会」を定期的に開いている。毎回多くが参加して、古き良き寺で忙しい日常を忘れ、心身ともにリラックスできる時間を過ごしている。坐禅は心の安定・精神統一をはかるため、坐して行われる修行の一つ。曹洞宗では坐禅を特に重んじ、教えの基本としている。同寺では檀信徒だけでなく、誰もが気軽に参加できる会として開催。これまでの開催は60回を超えた。
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