2019年7月30日(火)付

ハオハオ!一射堂々と 大町王子祭り「子ども流鏑馬」

 大町市の若一王子祭りの一環で28日、日本三大流鏑馬やぶさめのひとつ「子ども流鏑馬」が同神社境内や市街地各地で行われた。りりしくおしろいをした市内10町の子ども(ぼぼ)が馬に乗り、弓を構えて的を射った。「ハオハオハオ!」と大人たちの掛け声とともに流鏑馬は町内を巡り歩き、勇ましい姿を見せていた。。一騎一回の緊張感が漂う中、ぼぼたちはきりっとした表情で堂々と最初の一射を放った。
台風追い払う熱気で踊り 「池田あっぱれ」盛り上がる

 池田町の夏の風物詩、第35回池田ふるさと祭り「池田あっぱれ」が27日、町役場駐車場で開かれた。踊り連や住民たちが、迫る台風を追い払う熱気で、にぎやかな踊りの輪をつくった。あっぱれ踊りは、甕聖章町長の「皆さんの熱気で雨もよけた。大いに楽しんで」と掛け声を上げ、踊りが始まった。事業所や自治会などでつくる11の踊り連約200人が参加。元気なステップと振り付けで、「池田ふるさと音頭」「サンバてるてる坊主」「てるみん・ふ?みん音頭」を繰り広げた。
ちひろ美術館のガイド学ぶ 松川中生 夏休みWS事前研修

 松川村の安曇野ちひろ美術館で、地元松川中学校の生徒がボランティアで参加する恒例の「夏休みワークショップ」が開かれる。「美術館ガイドツアー」に参加する生徒を対象にした事前研修が25日、同館で開かれた。ガイドツアーは、美術館の見どころや作品の魅力を、クイズを交えて楽しく紹介する好評のツアー。全学年の22人が参加し、職員の船本裕子さんから指導を受けた。生徒らは、マニュアルを手に館内を巡り、台詞や立ち位置、誘導のやり方などを練習。展示作品の前では、自分なりのおすすめポイントを紹介する。
イモ掘り収穫の喜び知る 大町どんぐり保育園児が体験

 大町市社山下のどんぐり保育園(原田恵美園長)の幼児クラスの27人が25日、近くの畑でジャガイモ掘りを行った。軍手と長靴で身支度を整え、土にまみれてクリーム色のジャガイモを探し当て、収穫の喜びを味わった。、園児たちは競い合って土を掘った。「先生!こっちにもあったよ」「見て!大きいのみつけた」と、豊かな実りに喜ぶ笑顔が並んだ。
環境やさしいEV体験 白馬村 村民、宿泊客に無料貸し出し

 白馬村は昨年に続き、電気自動車(EV)のシェアリングサービス「白馬EVシェアリング」を実施する。環境にやさしいEVを村民や村内宿泊客に無料で貸し出すことで乗り心地や使い心地を体験してもらい、各家庭・施設での車両導入や充電設備の設置などの普及につなぐ。「日本EVラリー」の会場でもある同村では、環境省が進めている国民運動「COOLCHOICE(クールチョイス:賢い選択)」に賛同。2年目となるシェアリングは白馬EVクラブ・日本EVクラブの協力を得て、本年度の二酸化炭素排出抑制対策事業として取り組む。
夏の白馬で自然キャンプ 福島の退避児 思い出づくり

 東日本大震災による原発事故により帰宅困難地域となった福島県の退避児童に、白馬の大自然の中で思い切り遊ぶ機会を提供する自然体験キャンプ「信州・白馬ですごす夏2019」が27日から8月5日までの日程で白馬村で開かれている。今年は福島県在住の小学4年生から6年生まで27人が参加。白馬の雄大な自然や友達、地域住民とのふれあいで、楽しい思い出を積み重ねている。プログラムは今年で4回目。今年は10日間の滞在中、農業体験や村内観光、川遊び、マレットゴルフ大会などで白馬の自然を満喫する。
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