2019年8月1日(木)付

小学生地元産業に興味深々 大町 夏休み親子で施設見学

 大町市は7月31日、市内の小学生親子を対象とした「夏休み親子施設見学」を開催した。27人の親子が参加し、工場見学を通じてものづくりや地元の身近な産業に触れた。子どもたちは熱心にメモを取り、地域の暮らしを支える企業に関心を深めていた。同市平の水製造工場「アルプスウォーター大町工場」では、「アルピナウォーター」などウォーターサーバー用の水をボトリングする工程を見学。。ボトルがアームでベルトコンベアに載せられ流れていく工程など、ほとんどが機械で行われる様子を子どもたちはガラス窓に張り付き、食い入るように見つめていた。
白馬の経験 国でも生かす 藤本副村長 退任

 村の政策アドバイザーに総務省から派遣され白馬村の副村長として2年を務めた藤本元太さん(33)が7月31日、任期満了を迎え、退任式が村役場で行われた。「刺激的で濃い2年間だった。仕事を超え、人生においても財産」と白馬での経験を振り返った。退任あいさつで、「住民が目の前にいる場所。厳しい面もあるが、成果や感謝が見える世界がここにあった。東京でも現場感をもってやっていける」と、国では得られない現場での経験が糧となったとした。
縁日気分を存分に体感 小谷村保育園で夏祭り

 小谷村保育園(松澤由佳園長)で7月26日、恒例の夏祭りが開かれた。園児が浴衣や甚平姿に身を包み、手作り屋台で夏祭り気分を保護者と堪能した。最初に園児がこの日のために練習してきた踊りを披露した。七夕飾りで華やかに飾り付けられたやぐらを囲み、盆踊りの定番ソング「野菜おんど」「ロック阿波踊り」を元気に踊った。楽しそうな園児の姿に見守る保護者らは目を細めて、カメラや動画に収めて盛り上がった。
手作りの夏祭り♀yしむ 松川の放課後子どもプラン

 松川村放課後子どもプランの「子どもプラン夏祭り」が7月27日、松川小学校で開かれた。放課後学習と児童クラブを利用する小学生や保護者約300人が参加。手作りのお化け屋敷や縁日などで楽しい時間を過ごした。3年生以上が各コーナーを担当し、準備や企画から進めてきた。1、2年生を迎えて楽しませる形。お化け屋敷は教室をまるまる使い、お墓の工作や薄暗い明かり、マネキンの頭部を用いた怖い顔などでおどろおどろしいイメージを創り上げた。
厳しい暑さ「熱中症」注意 こまめな水分補給体調管理を

 梅雨が明け、本格的な夏の到来に伴い気温の上昇が著しくなっていることから、北アルプス広域消防本部など関係機関は「熱中症」への注意を呼び掛けている。7月30日には県内で熱中症が原因とみられる死者が出るなど「避暑地」と言われる信州でも、こまめに水分補給するなど注意が必要で、適切な体調管理も求められる。
ごみ持ち帰り自然保全 白馬LC 猿倉荘周辺で啓発

 白馬ライオンズクラブ(LC、徳竹禎三会長)は7月27日、白馬村の白馬岳登山口・猿倉荘周辺で「ごみの持ち帰り運動」の啓発活動を実施した。登山に向かう入山者に、ライオンズクラブオリジナルのごみ袋1000枚を配布し、ごみの持ち帰りと美しい白馬の自然景観を保全する大切さを呼び掛けた。徳竹会長は「約40年にわたる地道な活動ですが、続けていくことが大切と思います。これからも頑張りたいです」と話していた。
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