2019年8月4日(日)付

夏日に負けずサッカー熱戦 大町市で女子大会 全国から12チーム集う

 大町市の「川淵三郎杯おおまぴょんカップ女子サッカー大会」(実行委員会主催)が3日と4日、市運動公園で開かれている。県内外の高校サッカー部やクラブチームなど12チーム約200人が出場。真夏の強い日が注ぐグラウンドで熱戦を繰り広げながら親睦を深めている。
 初日は大町市の午後3時現在の気温が、今年最高となる33・9度を観測。選手たちは強い日差しが照り付ける中、フィールドを駆け抜け、激しい攻防を繰り広げていた。
おおまぴょん出陣 ゆるキャラGP2019投票開始

 全国のゆるキャラナンバーワンを決める「ゆるキャラグランプリ2019」の投票が始まった。初日の1日は、3年ぶりに参戦する大町市キャラクター「おおまぴょん」の投票キックオフセレモニーが信濃大町情報ステーションで行われ、投票開始時刻に合わせて出陣のかけ声を上げた。投票は10月25日まで。
 セレモニーでは、投票するためのID登録を行い、投票開始と同時に投票。「エイエイオー」と声を上げ、長丁場を戦い切る決意を表した。おおまぴょんはJR信濃大町前でビラを配り、投票を呼び掛けた。
思い出の白馬に石彫寄贈 彫刻家・五十嵐芳三氏 亡き妻の希望叶え

 東京都の彫刻家・五十嵐芳三氏が、白馬村の松川公園河川敷のあずまや西側に石彫作品を寄贈した。「二つのものが出会い、めぐり逢い、生命が誕生するエネルギー」をモチーフにした、五十嵐氏の代表作品「結び目」シリーズの一つ。現代の日本では採石が困難で江戸城築城にも用いられたという、徳川家ゆかりの小松石を用いた作品は、白馬の雄大な山々や清らかなせせらぎを背景に存在感を放っている。
 今回の寄贈は、1月に亡くなった久家さんが生前「白馬に芸術文化の輪を広げてほしい」と、夫の作品の寄贈を希望していたことから実現した。松川河川敷への設置は、五十嵐氏や教え子の彫刻家・小野寺優元氏、白馬村の友人知人が多数見守る中で行われた。設置の際、五十嵐氏は久家さんの思い出の品も作品の台座に納め、全員で白馬をこよなく愛した久家さんの冥福を祈った。
スポーツ交流でキャンプ体験 小谷の小学生 高森町訪れ絆深める

 小谷村青少年育成会の小学生約20人が7月28日と29日、スポーツ交流をしている下伊那郡高森町を訪れ、高森町の子どもたちとキャンプを体験した。あいにくの台風で予定していたプログラムの変更もあったが、他の地域の友達と仲良く活動し、両町村の絆を深めた。
 一行は高森町子ども会育成会連絡協議会が主催する「ふれあいキャンプ」イベントに参加。高森町民研修センター「森の家」をベースに、キャンプファイヤーやニュースポーツなどを楽しんだ。
エコバッグで安否確認=@池田町 災害時の掲示用全戸配布

 池田町は、災害発生時の住民の安否確認に役立つ「無事ですエコバッグ」を全戸配布している。玄関先などに掲示してもらい、被災者の迅速な救助につなげる考えだ。
 エコバッグは縦33×横33aのコットン製。表側に町が掲げる「美しいまちづくり」の公式ロゴマークをデザイン。裏返せば黄色地に黒文字で「無事です」と記されている。災害時に各住宅に掲示されることで、自主防災会や消防団などが一目で安否確認できる利点がある。
 町総務課消防防災係の佐藤静雄・危機対策幹は「地球環境の保護と災害対策を両立した取り組み。日常生活でも有事の際も役立ててほしい」と呼び掛けている。
「ゲリラ豪雨」の対策課題 大町 2日夜、旭町で消防出動も

 大町市は2日夜、突発的で局地的な大雨「ゲリラ豪雨」に見舞われた。長野地方気象台によると、1時間に10_以上の強い雨を観測。旭町の一部集落で浸水の危険があるとして、北アルプス広域消防が出動する事態となった。
 ここ数年は、短時間に大量の降雨をもたらす夏の大雨のたび、国道の低い部分にたまった雨水が一気に流れ込む。集落内を走る市道脇の水路の容量では足りず、あふれた水が道や住居敷地内を流れる状況にあるという。行政にはゲリラ豪雨に対応できるよう、集落内を流れる水路などの点検や改良が求められている。
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