2019年8月11日(日)付

盆休みにぎわう行楽地 国営公園清流で遊び夏の涼満喫

大北地域は連休初日の10日、お盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちでにぎわった。大町市では最高気温が30度を超える真夏日を観測。国営アルプスあづみの公園大町・松川地区では、清流で水遊びを楽しみ夏の涼を満喫する家族連れなどの姿が目立った。園内を流れる乳川の河畔広場では、子どもたちが冷たい水に大はしゃぎ。高さ約5bから流れ落ちる滝に打たれたり、川中の岩の下から水生生物を探したりと、思い思いの遊びで北アルプス山麓の自然を心行くまで楽しんでいた。
カラフル7色に並ぶ本 松川図書館に「虹色本棚」

 松川村図書館は本の装丁をクローズアップした「虹色本棚」のコーナーを設置。色とりどりの本の虹?が館内を華やかに彩る。七色をメインに装丁された絵本や児童書、小説など200冊近くを紹介。棚に分散している中から探し集めた司書の中村歩香さんは、カラフルな本の存在に改めて気づいたといい、「好きな色や気になるタイトルの本などを、これを機に手にとってもらい、思いがけない出会いがあれば」と話す。
安心安全な通学確保へ 白馬南・北小PTAスクールバス運行を陳情

白馬村の白馬南と白馬北の両小学校PTAは9日、スクールバスの運行を求める陳情書を下川正剛村長に提出した。社会問題になりつつある熱中症やゲリラ豪雨への対応、さらに、冬の路面凍結や観光シーズンの交通量増加など児童の通学にかかわる不安要素を指摘。安心安全な通学確保の観点から、長距離を通う児童を中心にバス通学できる環境の構築を要望した。スクールバスの運行は両校にとってかねてからの懸案。南小、北小それぞれ約2割の児童が通学距離3・5`以上で、村は、遠距離通学費(全体で年間約180万円)をそれぞれの家庭に分配して補助している。
お盆伝統の安筑野球 13・14日池田、松川で14チーム熱戦

北アルプス山麓地域のお盆伝統・第94回安筑青年野球大会(池田町野球連盟主催、大糸タイムス社など後援)は13日と14日、池田町と松川村で開かれる。中信地区の軟式野球チームが出場し、地域の誇りをかけて熱戦を繰り広げる。大会は大正13(1924)年、当時の国民的なスポーツだった野球を通じて、地域の枠を越えた住民交流を図ろうと、池田青年会の呼び掛けで始まった。最盛期には約40チームが出場、応援団が観客席を埋め尽し、試合が白熱してけんかに発展するほどの盛り上がりだった。
豚コレラ拡大靴底から阻止 大町市 消毒槽や注意看板設置

県内で野生イノシシへの豚コレラ感染が拡大する中、大町市は9日、市内の公共施設やトレッキングコースに消毒薬と消毒槽、感染防止を呼び掛ける看板を設置した。住民に靴底の泥の除去や消毒などを求めている。大町市は県農政部からの協力要請に基づき、市役所と支所、公民館、大町山岳博物館などの入り口に消毒槽を設置。鍬ノ峰や西山城址などトレッキングコースにも順次、消毒用スプレーを配置している。
ソフト9県36チーム熱戦 きょう決勝大町で中日本大会

大町市を会場に10日と11日、第63回中日本総合男子ソフトボール選手権大会(中日本ソフトボール連合主催)が開催されている。愛知、静岡、岐阜、三重、福井、石川、富山、新潟、長野の中日本9県から、一般男子、高校男子、小学生男子合わせて36チーム総勢1100人が出場し熱戦を繰り広げている。11日は市運動公園多目的広場や平運動場などで午前9時から準決勝と決勝が行われる。小学生男子は運動公園多目的広場で行われている。保護者らの姿も多く、「チャンス」「落ち着いて」など応援にも熱が入っていた。
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