2019年8月22日(木)付

生徒考案「花豆アイス」好評 美麻小中地域と共に商品化

 大町市美麻小中学校(山岸澄雄校長)の生徒たちが、総合的な学習の時間「美麻市いち民科」において、学年を超えて取り組んできた「花豆」の6次産業化。地域も巻き込み今年、いよいよ「花豆アイス」が商品化した。市内や県外の店舗でも販売され、評判を呼んでいる。今年、総合学習で花豆の6次産業化を引き継いだのは11人の7年生。栽培に協力する地域の農家や個人も増え、学校支援ボランティア「学校支援隊」と美麻地域づくり会議が協力し、信州花フェスタ会場で販売しようと「花豆アイス」が出来上がった。
雨に負けずプレーで親睦 白馬シニアクラブ伝統のゲートボール大会

 白馬村のシニアクラブ(下川辰男会長)は20日、同村北城地区いこいの杜ゲートボール場で恒例のゲートボール大会を開いた。村内各地区から12チーム・約70人が参加。あいにくの雨模様だったが、降り続く雨にも負けず、地域の絆の強さを発揮して熱戦を繰り広げた。競技開始時には曇り空だったが、雨脚が強まる場面もあり、水分を含んだコートに普段の距離感が合わず、苦戦する姿も見られた。それでも選手たちは悪条件にも負けず、戦略を練り、一丸となって味方を助け合いながらゲームを進行していった。
個性的てるてる坊主集う 池田で23日からアート展応募1000点超え

 池田町のシンボルをモチーフにした美術公募展「第13回てるてる坊主アート展」が23日から25日まで、あづみ野池田クラフトパークで開かれる。今年は全国から1000点を超える応募があり、個性豊かなてるてる坊主の数々が北アルプスを背景に並ぶ。。来年に開催を控えた東京五輪を応援するものや、ペットボトルを素材にしたエコ?なものなど力作が集まった。中には池田町の特産品であるハーブを使ったものもあった。実行委員会は「一つ一つ思いが詰まったてるてる坊主。作品を見ながら、ゆったりと時間を過ごしてほしい」と来場を呼び掛けている。
水しぶき上げパドルこぐ 木崎湖カップカヌー20回

 大町市教育委員会は18日、第20回木崎湖カップカヌー大会を同市平木崎湖で開いた。市内外の子どもから大人まで36人が参加。節目の大会に、湖上スポーツの楽しさに触れた。市内の小学生や保護者など一般、市外からはカヌーに力を入れる飯綱町からエントリーもあり、海洋スポーツの楽しさに触れた。参加者は元気にパドルを動かし、水しぶきを上げながら目標に向かって進んでいった。
世界一の技ラテアート披露 バリスタ・下山さん白馬で催し

 白馬村の白馬五竜エスカルプラザで15日から18日まで、オーストラリア・メルボルン在住の日本人バリスタ・下山修正(通称Nobu)さんによるイベント「白馬にラテアート世界チャンピオンがやってくる!」が開かれた。国内外から幅広い世代のコーヒー愛好家が来場。世界一の栄冠に2度も輝いたバリスタから、自分好みの究極の1杯を入れてもらい、カップに広がる本格的なラテアートの世界を堪能した。
資源≠ノ着目 古材リユース 大町市と信大・東大「空き家の学校」で模索

 大町市と信州大学、東京大学が共同で取り組む定住促進まちづくり研究事業「空き家の学校」が18日、五日町のいっし・あーとすぺーすなどで開かれた。空き家の活用方法などを考える同事業の一環で、空き家対策だけではなく空き家の循環?に視点を置き、「古材のリユース」をテーマに古材を洗って磨き、作り変えて新たな価値を模索した。地域住民や学生など約15人が参加。、市内の空き小屋から出た古材を水洗いし、やすりで磨いていった。「空き家の中の資源」にも注目し何に使用できそうかを考え、ベンチを制作した。
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