2019年8月24日(土)付

サントリー新工場建設始動 大町市常盤 来年末稼働へ近く着工

 1部上場企業のサントリー食品インターナショナル(本社・東京都)グループ企業のサントリープロダクツが、大町市常盤西山で進める「サントリー天然水」の新たな生産拠点となる新工場新築工事は、造成・本体ともに間もなく着工する。サントリーでは、施設の詳細計画を詰める作業を進めるなど来年末の稼働に向け着々と事業を進めている。
 造成工事は、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区入口信号付近の林野を中心とした約41fの計画面積のうち、木々の伐採など造成をメインとする約10fの第1工区と、県道を地下で横断する歩道整備をメインとする第2工区に分かれる。
 新工場は、計画面積のうち大半が林野で、伐採を極力抑え、森の中の工場をイメージする。サントリー天然水の製造・保管・配送を展開する他、工場見学を含め体験型観光施設としての整備も予定。北アルプス展望テラスや地元食材にこだわった食堂も整備する計画。複数人の地元雇用を予定している。
てるてる坊主1500点ずらり 池田 公募展過去最多25日まで

 池田町のシンボルをモチーフにした美術公募展「第13回てるてる坊主アート展」が23?25日、あづみ野池田クラフトパークで開かれている。今年は公募作品としては過去最多の981点が全国から寄せられた。タイアップ作品と合わせ約1500点が並んでいる。
 最年少が0歳、最年長が99歳から応募があった。親交のある大阪府堺市の「しらさぎ310商友会」や府立大学からも500点以上が集まった。「一般」「子ども」「ファミリー」「グループ」「造書」の5部門で展示し、各部門の大賞や優秀賞に「シンプル賞」を加え入賞作を決めた。
「ようこそ」高校生が声かけ しろうま寮の1年生 白馬駅で観光客歓迎

 白馬村の玄関口であるJR大糸線白馬駅構内で、白馬高校に通う教育寮「しろうまパルハウス」の1年生が、訪れる観光客を歓迎している。
 7月13日から8月31日までの土・日曜日を中心に実施。寮生は5人1組でホームで横断幕を掲げ、到着したリゾート列車や特急から降りた乗客に「ようこそ!」と積極的に声をかけて歓迎している。村キャラクターのヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世も登場させ、人目を引いている。
公式練習で小林陵侑ら飛翔 白馬 サマーGPきょうまで

 世界トップジャンパーが集うスキージャンプの国際大会、「2019FISサマーグランプリジャンプ白馬大会」は23〜24日、白馬ジャンプ競技場ラージヒル(K=120b、HSヒルサイズ=131b)で行われている。22日夕には公式練習が行われ、日本人選手13人を含む46選手がエントリー。選手たちが白馬の空を舞った。
 日本勢は、昨季ワールドカップ(W杯)で個人総合優勝に輝いた小林陵侑選手=土屋ホーム=や、県内出身の竹内択選手、冬季五輪8回出場の葛西紀明選手など、有名選手が名を連ねた。
かかし村 今年は選挙戦=@きょう 池田堀之内で恒例「夏祭り」

 池田町堀之内地区の「かかし村」で24日、恒例の「かかし夏祭り」が開かれる。今年は「任期満了に伴う村議会議員選挙」をテーマに人間そっくりのかかし30体以上が登場。見頃を迎えたフヨウの花や北アルプスを背景に、にぎやかに選挙戦≠繰り広げる。
 会場では23日、住民たちが祭りの準備作業を行い、立候補者のポスターが並んだ選挙用の看板を掲げた。ペットボトルや木材などの肉体≠ノ衣類を着せた、いまにも動き出しそうなかかしを設置していった。
夏の思い出お年寄りと交流 大町神栄町 女性有志が子ども食堂

 大町市の神栄町公民館で18日、有志による子ども食堂「子どもと大人がつながる食堂」が開かれた。夏休みの終わりを控えた子どもたちと地域の大人やお年寄り20数人が触れ合い、遊びや流しそうめんなどで楽しい時間を過ごした。
 会場には地域の小学生や幼児が訪れ、老人クラブの神栄会しんえいかいのお年寄りや地域の女性たちとカルタや将棋などで遊んだ。宿題を持ち込み、勉強をしている子どもの姿もあった。アルファ米のおにぎりづくりなども体験。庭ではみんなですいか割りで盛り上がり、手作りの流しそうめんに舌鼓を打った。
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