2019年8月30日(金)付

30周年で現役VSOB戦 小谷FCサッカーの情熱次世代へ

 小谷村の少年サッカークラブ「小谷FC」が今年、創立30周年を迎えた。節目を記念して、24日に現役選手とOB・OGとの交流試合が北小谷の来馬グラウンドで行われた。サッカーとともに小谷で育った大人たちと、これから小谷で成長していく子どもたちが和気あいあいとボールを追いかけ、世代を超えて交流を深めた。
 現役選手の小学生とOB・OG、コーチら合わせて約50人が参加した。OBたちは久々の再会を喜び、お世話になったコーチとあいさつを交わし近況を報告した。交流試合では、久しぶりのサッカーに息を切らすOBや、子どもたちの元気な姿に笑いかける場面も。試合後はバーベキューでワイワイと楽しんだ。
メイジャ・マクレ白馬優勝 スローピッチ県大会 9月は全国へ

 白馬村のスローピッチソフトボールのチーム「メイジャ・マクレ白馬」(池田光夫監督)は24日、茅野市で行われた県大会「長野県スローピッチソフトボール夏期大会」に出場し、70歳代を中心とした「オパール7」の部で優勝した。昨年夏の大会以来1年ぶり3度目の優勝。作られたばかりの優勝旗を初めて持ち帰るチームとなった。
 窪田富安主将は「優勝旗があると気持ちも違う。来年の春の大会でも持って帰ってこれればいい。最高齢は95歳の人もいた。高齢でもけがしないルール、さらに広まっていけば」と話していた。
松川響岳太鼓全国へ 子供会2年ぶり県大会優勝

 松川村の太鼓グループ・信濃国松川響岳太鼓子供会は、第22回日本太鼓ジュニアコンクール(令和2年3月22日、名古屋市)への出場を決めた。8月25日に箕輪町で開かれた県大会で優勝を果たし、2年ぶり13回目となる全国への切符を手にした。
 子供会には村内を中心に小学4年生から高校3年生まで22人が所属。県大会には選抜メンバー13人が出場した。昨年の県大会で2位と惜しくも全国を逃した悔しさをばねに練習に取り組み、細部まで磨き上げた。壮行会演奏会を来年2月に予定している。
夏の終わりにこわい一夜 ちひろ公園おはなし会に肝試し

 松川村の安曇野ちひろ美術館と安曇野ちひろ公園で24日、夜の美術館と公園の雰囲気を楽しむイベントが開かれた。子どもから大人まで浴衣姿などで訪れた人たちが、晩夏の一夜を満喫した。
 平和を願うメッセージキャンドルがアプローチに灯されライトアップされた美術館は開館時間を延長し、「夜のミュージアム」を開いた。安曇野ちひろ公園では「肝試し」が行われた。30組以上の各グループごとに、懐中電灯片手に美術館を出発。次第に暗闇に包まれていく園内を歩き回った。
芸術祭おもてなしに草木染=@八坂中生専門家招きWS

 大町市の八坂中学校(平林伸一校長)で26日、草木染のワークショップが開かれた。来年5月31日〜7月19日に開催予定の「北アルプス国際芸術祭」おもてなしプロジェクトに向けた準備。23人の中学生がランチョンマットを手染めした。
 専門家や愛好家を募り結成した「信濃大町草木染め隊」とともに、タマネギの皮と媒染剤にミョウバンを用いて、鮮やかな黄色に染め上げた。規則的に折って模様をつける折染めや、ビー玉などを用いる模様染めにチャレンジ。生徒それぞれの個性が光るランチョンマットが仕上がった。
渓谷のトンネルで日本酒熟成 大町の薄井商店 白馬錦「ひやおろし」搬出

 大町市九日町の酒蔵・薄井商店(薄井朋介社長)は29日、高瀬渓谷にある「白馬錦アルプス湖洞貯蔵庫」で秋季商品「純米吟醸ひやおろし」の搬出作業を行った。春に搬入、じっくりと熟成させた原酒が、初秋の雨に煙る渓谷に続々と運び出され、トラックに積み込まれた。
 4カ月余り、ひと夏を貯蔵庫で越した「純米吟醸ひやおろし」。酒米は市内で契約栽培された美山錦、精米歩合55%。松浦宏行杜氏は搬出したばかりの原酒の封を開いて「うん、いいですね」と笑顔。「香り良く、丸みを増し、完熟フルーツのような味わいが溶け込んでいます」と紹介する。
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