2019年9月3日(火)付

一面の白い花満喫 大町市美麻中山高原でソバ見頃

 大町市美麻の中山高原で、ソバの花が見頃を迎えている。北アルプスを背景にカメラを構える見物客や家族連れなど、週末には県内外から大勢の観光客が訪れ、風が通り抜ける広い高原を満喫し、かわいらしい白い花びらを愛でている。訪れた人は高原の空気を胸いっぱいに吸い込み、広大な白いじゅうたんに目を向け、「きれいだね」と笑い合っていた。
白熱の競技神城VS北城 白馬村民運動会450人交流

 白馬村公民館は1日、第61回村民運動会を白馬クロスカントリー競技場スノーハープで開いた。子どもからお年寄りまで幅広い世代から約450人が参加。令和初の大会を団結力の「神城」と人数の「北城」に分かれ、白熱の競技で競い合いつつ交流を深めた。新競技のスリッパサッカーや、おなじみの村一コンテスト、駅伝に綱引きなどの競技で競い合った。冒頭の○×クイズでは、子どもに人気のテレビ番組や白馬村の知識などを尋ねる質問が出され、正誤に会場が一喜一憂した。
本の謎解き辞書を読む 松川で「よるのとしょかん」

 松川村図書館は8月30日、「『知る』ことを『楽しむ』」をコンセプトにした「よるのとしょかん」を開いた。知的好奇心をくすぐる企画が用意され、訪れた人たちは、普段とは違う雰囲気の夜の図書館を楽しんだ。くクロスワードパズルで謎解きを楽しみ、「辞書を読む」楽しさを体験する読書会も開かれ、辞書ごとの特徴が表れた内容の違いに、一堂大盛り上がりだった。
世代超え元気に競技 大町 運動会で親睦

 平地区では、幅広い世代の約400人が参加。地区ごとに7チームに分かれて年齢や学年ごとに設定した競技種目で熱戦を展開し、スポーツを通じた地域の絆を再確認した。社地区は、恒例の「社地区親睦運動会」を社B&G多目的広場で開いた。「分館対抗でない自由参加型運動会」をスローガンに今年も200人以上の住民らが一堂に会し、スポーツを通じて地域のふれあいを育んだ。
伝統松崎和紙で証書作り 大町美麻小中生卒業・修了自らの手で

 大町市美麻小中学校(山岸澄雄校長)の9年生11人と6年生12人が8月29日、恒例の、卒業・修了証書作りを行った。美麻の麻と、校章をすき込んだ「松崎和紙」の証書用紙を、一人一人が自らの手ですいた。腰原代表が一人ずつ丁寧に手順を指導した。生徒・児童たちは、1辺が30a以上の大きな「松崎判」サイズの紙すきに苦戦しながらも、中央に校章を施し、麻の繊維が美しい和紙を手すきした。
キャンプ体験楽しく紹介 白馬南小「かみしろタイム」

 白馬村の白馬南小学校は8月29日、児童が学習の成果を披露する「かみしろタイム」を開いた。今回は5年生児童20人が、7月に学校行事で行われた青木湖でのキャンプ体験について報告した。青木湖の水上から見た景色の美しさや、落とし合いをして楽しんだこと、自分の箸やキーホルダー作りに集中して取り組んだことなど名場面を抜粋して伝えた。
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