2019年9月4日(水)付

消防団員に学ぶ避難訓練=@美麻小中学校で防災学習

 大町市の美麻小中学校(山岸澄雄校長)で2日、防災学習が行われた。事前告知をせず休み時間に突然大地震が発生し出火したとの想定で集団避難訓練を実施。市消防団(川上昇団長)消防団活性化委員会が地域の小中学生に向けて行う初めての取り組みで、児童・生徒たちはAED(自動体外式除細動器)講習や煙体験、水消火体験にも挑んだ。
 学校の避難訓練に合わせて15人の団員が出向き、煙体験や防災講話、学校外の消火施設・危険箇所を回るなどして防災意識を高めた。1〜8年生は、AED・心肺蘇生法と、中学生棟に設置された避難はしごの使用方法などを確かめて実践した。
住民集い杯交わし親睦 村商工会主催「おたり大宴会」

 小谷村商工会青年部(松澤朋典部長)は8月30日夜、「第7回おたり大宴会」を、村商工会館前特設会場で開催した。子どもからお年寄りまで大勢が会場を訪れ、バーベキューをつまみに杯を交わし、親睦を深めた。
 職場の仲間やご近所同士、初対面の住民らもテーブルを囲み、世間話や悩み事、仕事の愚痴など、アルコールを片手にワイワイガヤガヤと話し合い、楽しんでいた。
安全な町づくり決意 池田町 事故・犯罪防止へ大会

 池田町は1日、「第31回池田町交通安全防犯町民大会」を高瀬中学校で開催した。共催団体や地域住民など約400人が参加。交通安全防犯ポスター・標語コンクールの表彰や交通安全宣言、特殊詐欺撲滅宣言などを行い、安心安全なまちづくりへ決意を表した。
 大会長の甕聖章町長は、「池田町は今日で交通死亡事故ゼロが1803日となり、来年3月に2000日になる。町内に新しい道や道路標識できるところもあるので、確認しながら安全な運転や歩行をお願いしたい」とあいさつで述べた。
無数の銀輪高原駆け抜ける 大町・美麻 学生レース住民も協力

 大町市美麻地区で1日、「大町美麻サイクルロードレース」が開催された。「第75回全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)」として開催され、男子約200人、女子約30人の学生サイクリストが出場。ひんやりと涼しい気温の中、応援を背に無数の銀輪が駆け抜けた。
 1周13・4`の特設周回コースを、女子5周(67`)、男子13周(174・2`)で競った。学生日本一を決める大会に、各チームの応援団や地域住民が大勢沿道に並び、声援を送っていた。
盛況 健康体操に野菜販売 大町・栄町 初の支え合いカフェ

 大町市栄町自治会(勝野賞たか茂しげ会長)の集会所で8月29日、「暮らし支え合いカフェ」が開かれた。身近な地域での介護予防や生活支援の仕組みづくりが、広がりを見せている。
 同地区では、小地域福祉ネットワーク「笑えむの会」(鷲澤コ司会長)が2006年11月から、隔週でオアシス健康体操を開いてきた。オアシス健康体操の開催日に併せて初めて開いた「暮らし支え合いカフェ」では、看板とチラシを作り、広域からも参加者を募った。50人以上が参加し、参加者が持ち寄った自家栽培野菜も販売され、にぎわった。
歩行姿勢改善し健康維持 食改大北支部ステップアップ研修会

 県食生活改善推進協議会大北支部(北澤愛子支部長)は8月30日、大町市中央保健センターと県大町合同庁舎で、令和元年度の第1回ステップアップ研修会を開いた。調理実習と、歩行ケア・フレイル予防について学び、健康増進への新たな知識を深めた。
 この日は血管疾患や認知症、骨折・転倒などの多くの予防効果が期待される、県発信の「歩行ケア」に焦点を当て、佐久市の一般社団法人「歩行ケア協会」が講演、専用の機器で歩行姿勢をチェックし、改善のための運動指導などを個別に行った。
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