2019年９月５日付

2019年９月５日(木)付

芸術祭小中学生鑑賞無料に　大町市年賀はがき販売も検討

　来年5月末に開幕する第2回北アルプス国際芸術祭で、芸術祭を担当する大町市総務部の和田泰典参事は、市議会9月定例会一般質問2日目の4日、小中学生の鑑賞を無料にする方針を明らかにした。さらに、芸術祭をモチーフにデザインした年賀はがきの一般販売も検討していることも示し、本番に向け順調に準備が進んでいることを報告した。
　小中学生の鑑賞無料化は、子どもたちの感性等を育む教育の推進や、芸術に身近に触れる機会の提供を目的に決めた。前回芸術祭の小中学生の鑑賞パスポート料金は1冊500円だった。

アセット解散「今議会で説明」　小谷村長定例会に決算報告上程

　小谷村議会の9月定例会が4日に開会し、村が設立し解散に向けて進めている「おたりアセット」の6月末までの第2期の決算報告や、平成30年度一般会計決算など13議案が上程された。中村義明村長は、アセット解散に向けては議会の理解を得ることが前提とし、今議会の一般質問や全員協議会で説明していく考えとした。

正しい税の仕組み学ぶ　白馬南小で出前授業

　白馬村の白馬南小学校で8月29日、6年生を対象とした出前授業「租税教室」が開かれた。村税務課職員の武田一馬さんを講師に迎え、税の仕組みについて学び、将来社会人となって地域を支える世代として、正しい認識を身に付けた。
　日本にある税金の種類や日常の買い物にかかる消費税の使い道について、クイズを交えて説明が行われた。武田さんは「日本は消費税が8％だが、海外には25％の国もある。消費税が高いと損した気分になるかもしれないが、私たちが安心して豊かに暮らすために役立てられている。皆さんも少しでも税に興味を持ってみてください。世界が広がります」と呼び掛けた。

坂中正男氏会頭4期目に　大町商議所臨時議員総会で可決

　大町商工会議所の令和元年度臨時議員総会が4日、大町市の同商議所大会議室で開かれた。10月末で任期満了となる次期会頭について、現会頭の坂中正男氏（75）＝3期目、北山田町＝を選任する人事案を全会一致で可決した。任期は11月1日からの3年間。
　坂中氏は、大町石産や太陽バス、大町運輸の社長。商議所議員、常議員を経て平成16年から2期副会頭、平成22年から会頭。

特殊詐欺防止へ呼び掛け　ＳＳＴと大北防犯協池田交安防犯町民大会で

　自主防犯ボランティアチーム「セーフティ・サポート・チーム（ＳＳＴ）」と大北防犯協会連合会は1日、池田町の高瀬中学校で開かれた町交通安全防犯町民大会で、特殊詐欺防止を呼び掛ける啓発活動を実施した。特殊詐欺防止を訴える配布物を大会の参加者に配り、安心安全なまちへ願いを込めた。

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