2019年9月10日(火)付

若者が神楽囃子復活 大町市美麻青具神明社 30年ぶりに奉納

 大町市美麻地区の青具神明社で8日、秋の例大祭が開かれ、担い手不足により途絶えていた神楽かぐらが、約30年ぶりに奉納された。U・Iターンの若者たちが地域のにぎわいを取り戻そうと、笛と太鼓、獅子舞からなる神楽囃ばや子しを復活させた。約10年前に故郷に戻った北澤和也さん(38)は、同じUターン者やIターン者に声を掛け、30?40代の5人で若連を結成。消失した神楽囃子を復元するため記録を手繰り、地域のお年寄りや、神楽のルーツを同じくする千見地区の住民に習った。
大町市Aが15連覇 大北縦断駅伝 暑さの中8チーム力走

 大北5市町村を駆け抜ける「第69回大北縦断駅伝大会」(大町市体育協会、北安曇郡体育協会、各市町村教育委員会主催、大糸タイムス社など後援)が8日に開催された。厳しい残暑の中を選手は力走、大町市Aチームが15連覇を達成した。、8区間、50・5`。1本のたすきを8人の選手がつないだ。午前9時40分、強い日差しが照り付ける中でスタート。選手たちは郷土の誇りを胸に、暑さとも戦いながら走った。
ささらすり五穀豊穣願う 小谷・千国諏訪神社で例祭 子どももまねて伝統継承

 小谷村千国の千国諏訪神社で8日、例祭の本祭りが開かれた。別名「ささら祭り」と呼ばれ、地域の若者たちが、男根を模した棒をささらですり合わせ、ユニークないでたちで練り歩く独特の習俗が他にはない奇祭として知られる。今年もその姿を一目見ようと、地元のみならず遠方からも多数が訪れてにぎわった。若者らはひょっとこのお面で顔を隠し、赤いぼろをまとってささらをすり合わせながら観衆の前に姿を現した。集落内や神社で子どもたちや女性をおどけた動作で追い回し、見物客の笑いを誘った。
愛好家100人優勝めざし熱戦 白馬LCがマレット大会 

 白馬ライオンズクラブ(LC、徳竹禎三会長)は5日、白馬村グリーンスポーツの森で「白馬ライオンズマレットゴルフ大会」を開いた。白馬村と小谷村から愛好家約100人が参加。令和元年の優勝をめざし、熱戦を繰り広げた。。雨上がりのため思うようにボールが飛ばず、悪戦苦闘をする場面もあったが、最後まであきらめずにプレーに集中。参加者同士の交流を楽しみながら快音を響かせていた。
古代の火起こし親子で体験 池田町小中三校PTAが交流

 池田町の小中学校からなる池田町三校PTA連合会(塩原長会長)は7日、本年度の親子交流活動を町交流センターかえで隣の「かえで広場」で開いた。約60人の親子が参加し、「燃えろ友情、燃やせ脂肪。ファイアーマシュマロ大作戦」と銘打った火起こしを体験で、楽しく交流した。参加者らは、横木を上下に動かす作業を根気よく繰り返し、できた火種でまきを燃やした。ナイフで削った竹串にマシュマロを刺し、焼いて食べた。真夏を思わせる暑さの中、友達や家族と協力しながら汗を流した。
精鋭熱戦東軍が3連覇 大糸杯東西対抗オールスターソフト

 大北ソフトボールクラブ協議会主催の第20回大糸タイムス杯東西対抗オールスター戦が8日、大町市の西公園グラウンドで開かれた。登録5チームの精鋭たちによる熱戦が繰り広げられ、東軍が西軍に9対6で逆転勝利、3連覇を達成した。大会には東軍から「大町黒部」「信州ブルースターズ」「HangOvers」、西軍から「常盤クラブ」「大町スピアーズ」が出場。両チームともに強力な打線による、激しい点の取り合いを繰り広げた。表彰式では最高殊勲選手賞に東軍の千野泰弘選手(HangOvers)が輝いた。大会20回の節目を記念し、特別表彰も行われた。
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