2019年10月5日(土)付

国際芸術祭駅前に新事務所 第2回まで8カ月切る 実行委本番へ準備加速

 大町市内を現代アートで飾る北アルプス国際芸術祭(実行委員会主催、委員長=牛越徹市長)の第2回開催(来年5月31日〜7月19日)まで8カ月を切った。市役所庁舎内にあった実行委事務局(市まちづくり交流課の国際芸術祭推進担当と芸術文化振興係)は7日から、JR信濃大町駅前の旧店舗に事務所を移す。観光客も多く利用する大町の玄関口から、芸術祭のPRを含めて本番に向けた準備を加速させる。
 新たな事務所は、初回芸術祭で情報発信拠点となった場所。引っ越しは3日と4日に行い、パソコンや関連資料などが運び込まれ、協力隊4人も含め11人体制で早速、業務に取り掛かった。新年度早々にも、情報インフォメーションセンターの機能を持たせる計画。
村男V世に毎日1票を ゆるキャラGP出馬中 白馬村観光課が呼び掛け

 「ゆるキャラグランプリ(GP)2019」に出馬≠オている白馬村キャラクター、「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世。シュールなゆるさが売りだが、10月に入り、事務局の村観光課は「馬だけにむちを入れて」と追い込みに。「毎日1回、1票を」と応援を呼び掛けている。投票は25日まで、毎日インターネットからできる。
 ドイツ語で「勝利の白馬」の名を持つ村男V世は、シュールな見た目と記憶に残る長い名前、時折見せるキレの良い動きで人気だ。
豊作の喜び住民と共有 小谷 棚田オーナーが稲刈り

 オーナー制度による棚田の米作りを取り入れている、小谷村中土地区の藤島棚田で9月28日、稲刈りが行われた。春に田植えをした苗が育ち、豊作を迎えた喜びを地域住民らと分かち合いながら、昔ながらの稲刈り作業に汗を流した。
 オーナーらは大人も子どもも稲刈り鎌を手にし、自分の田に入って昔ながらの手刈りで稲を刈った。棚田を管理する「中谷郷が元気になる会」のメンバーの指導を受けながら、刈り取った稲をしっかりと束ねる方法も教わり、刈り残しがないよう丁寧に作業を進めた。
企業研修の成果披露 池工版デュアル中間発表

 池田町の池田工業高校は3日、生徒が地元企業で研修を行う「池工版デュアルシステム」の中間発表会を町交流センター「かえで」で開いた。3年生30人が下級生や受け入れ企業の職員などに半年間の学びの成果やゴールに向けての意気込みを披露した。
 研修では製造や福祉、農業など12事業所が受け入れ先となり、生徒が年間を通じて、現場の職員から仕事のやりがいや実践的な技術を学んでいる。本年度は昨年に引き続き、交流センターの建設を記念した、特急あずさの模型制作プロジェクトが進行中。3事業所で並行して本体と台車、制御システムを完成させ、合体させる予定。
笑いで健康′果を体験 大町市社協 小地域福祉ネット研修会

 大町市社会福祉協議会は1日、令和元年度「小地域福祉ネットワーク研修会」を市総合福祉センターで開いた。約40人が参加し、池田町会染のラフターヨガ(笑いヨガ)認定ティーチャー・五十嵐千恵さんによる笑いヨガ講座と、「雪かき支援から見えてきた地域の助け合い」をテーマに課題を共有し意見交換などを行った。
 五十嵐さんは「笑いと健康〜住み慣れた地域で暮らし続けるために〜」と題し、ストレスホルモンの分泌を抑え、睡眠を改善するなど、笑いの効果について話した。参加者は実際に笑いヨガを体験し、心地よい笑いの時間を過ごした。
甘い香り楽しむリンゴ風呂 大町常盤

 大町市常盤のふれあいプラザで7日まで、季節の変わり風呂企画の「リンゴ風呂」が行われている。地元産の旬のリンゴを浮かべた、甘い香り漂う風呂に入ることができる。
 男女それぞれの風呂には、常盤地区で収穫されたシナノピッコロやシナノスイート、秋映などさまざまな種類の旬のリンゴ100個が浮かぶ。施設職員は「年に一度のリンゴの湯。地域の皆さんにリンゴの香りを楽しんでもらえればうれしい」と話している。
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