2019年10月10日(木)付

旬のそば大町で味わって 11月30日まで23店舗スタンプラリー

 新そばの時期を迎え、大町市では「食欲の秋」を満たすイベント「ぐるっとそば処スタンプラリー」が11月30日まで開かれている。市内のそば店23店舗で旬のおいしいそばを食べるなどしてスタンプを集めると、宿泊券や地場産品など豪華な景品が当たる
。 イベントは市の地産地消事業の一環として毎年実施している。開催期間中にスタンプラリー参加店でそばメニューを食べるか、そば製麺類などを購入、そば打ち体験をした人が対象で、店に備え付けの応募用紙にスタンプを押し、必要事項を記入して店舗に提出する。最大押印数は5個まで。
宿泊税導入村民に抵抗感 白馬村議会「観光財源」テーマに意見交換

 白馬村議会の村民との意見交換会が9日、「観光財源」をテーマに村ふれあいセンターで開かれた。村民約20人が参加。検討委員会の報告書で有力とされた「宿泊税」の導入へ抵抗を示す声が多く、特に使途が明らかでない点について疑問が相次いだ。意見は今後の議論に生かす。
 報告書では具体的な使途が議論されていない点が指摘され、「(稼働率など)現状把握ができていない」「まず何に使うか、そのためにいくら必要かを示すのが最重要」などの意見があった。
野外料理で異年齢交流 白馬南小伝統の「かまめし会」

 白馬村の白馬南小学校(倉科浩美校長、児童110人)で2日、同校の伝統行事「かまめし会」の体験学習が行われた。児童が縦割りの8グループに分かれて飯ごう炊さんと汁物を作り、異年齢の交流を深めた。
 今年の学年行事でキャンプを体験した5年生と、最高学年の6年生がグループのリーダーとなり、野外料理に取り組んだ。かまどづくりや火おこし、難しい調理は高学年が行い、低学年も先輩から教わりながら、自分ができる範囲で率先して協力した。
住民一体防災力高める 白馬で災害備え総合訓練

 白馬村は5日、北部トレーニングセンターを会場に地震総合防災訓練を開いた。地震や自然災害への備えを強化した「シェイクアウト訓練」や、神城断層地震の教訓を生かした実践的訓練が行われ、地域住民の防災力と危機管理能力を高めた。
 シェイクアウト訓練は、村民が自宅や屋外で、防災行政無線の放送に合わせて実施された。「姿勢を低く頭を守り、動かない」の基本行動で、有事の際自分の身を守る行動をしっかりと確認した。
若者集い栂池の自然満喫 大北連携 小谷で「山麓WOW!」

 北アルプス連携自立圏と、大北5市町村の若者で組織する「北アルプスasobiプロジェクト」は5日、小谷村栂池高原の白馬つがいけWOW!を会場に「山麓WOW!」イベントを開いた。管内の若者ら約60人が参加。自然豊かな栂池で最新鋭のアクティビティやバーベキューを楽しみながら、地域を超えた交流を深めた。参加者は大自然を感じながら思い切り体を動かし、非日常体験を満喫した。
災害時の情報管理を訓練 建設業協大北支部が講習

 県建設業協会大北支部(郷津順一支部長)は8日、「道路・河川等管理情報システムの講習会・模擬訓練」を、大町市の大北建設会館で実施した。協会員約35人が出席。大規模災害発生時などに、道路・河川の災害情報を管理者が共有し、初期対応や防災、減災に活用する同システムについて講習と訓練を行い、理解を深めた。
 同支部建設政策委員の青木健二さんが講師を務めた。災害時、支部を通じて県からの要請を受けた各社が、システムを用いて現場の報告を行うための運用方法を解説。スマートフォンで撮影し、位置情報や災害情報を追加してシステムで共有する流れを実践した。
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