2019年10月16日(水)付

判断分かれた避難所開設 台風19号 3町村が設置 17世帯利用

 12日から13日にかけて全国の広い範囲で猛威を振るった台風19号。県内においても最大級の警戒が求められたが、大北地域では避難所の開設について市町村で判断が分かれた。大北では、避難情報の発令には至らなかったが、池田町、松川村、小谷村は自主的に避難できる避難所を開設した。池田町では、パーテーション(仕切り)を設置するなどプライバシーに配慮した避難所を運営した。大北地域では12?13日、計17世帯25人が避難所生活を送った。
エコーランドに美味集結 白馬 料理店主ら初イベント

 白馬村のエコーランドで10日、初企画のイベント「エコーへ行こう!全員集合」が開かれた。飲食店が軒を連ねる同地区の店主らでつくる「エコーランドハッピー7」が、自分たちの作るおいしいものでグリーンシーズンの集客・活性化につなげようと実施。イベント開始から多数が来場し、エコーランドならではの美味を求めて大いににぎわった。
アルプスマラソンへ奉仕 建設業組合が道路清掃

 大町市建設業組合(傳刀宗久組合長)は11日、市内で20日に開催される「大町アルプスマラソン」に向け、道路の清掃ボランティアを実施した。市内外から訪れるランナーや(14)=仁科台中2年=と横澤光星君(8)=大町南小2年=が、6日に大阪市で開かれた第57回全国空手道選手権大会(日本空手全国入賞果たした相川さんと横澤君応援する人が気持ちよく道路を利用できるようにと、作業に精を出した。
美麻小中生学びの成果発 表19、20 日地区文化祭 大勢の来場を

 大町市美麻のぽかぽかランド美遊で19日と20日、「美麻地区文化祭」が開かれる。美麻小中学校の7?8年生が総合的な学習の学びの成果を発表。授業で取り組む花豆?の6次産業化に向け、花豆商品も多数販売する。
年金支給日に詐欺被害防止 大町署と大北防犯協 銀行で受給者へ啓発

 大町署と大北防犯協会連合会は、期間中の「全国地域安全運動」に併せ、年金支給日の15日、大町市の八十二銀行と長野銀行の両大町支店で特殊詐欺防止を訴える啓発活動を実施した。不審なはがきや電話に対する相談が身近な地域でも相次ぐ中、詐欺被害に遭わないようにと利用者に呼び掛けた。
遭難者悼み山の安全祈る 白馬連峰慰霊祭に遺族ら

 白馬村で13日、白馬連峰遭難者慰霊祭が執り行われた。台風の影響により、遭難者慰霊碑が建立される同村八方の細野諏訪神社から八方文化会館に場所を変更した。関係者や遺族など約65人が出席した。白馬の山々を愛し、白馬連峰で亡くなった故人の冥福を祈り、今後山岳での無事を祈願した。
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