2019年10月22日(火)付

上田瑠偉さん世界制す 大町市出身の山岳ランナー日本人初SWS 総合優勝

 大町市出身の山岳ランナー・上田瑠偉さん(26)=仁科台中学卒=が、世界の山岳地帯を走るスカイランニングの世界シリーズ戦「スカイランナー・ワールド・シリーズ(SWS)」で、日本人初のシリーズチャンピオンに輝いた。年間の獲得ポイントを競い、最終戦前に暫定2位につけていたが、19日にイタリアのリモーネ・スル・ガルダで開催された最終戦で優勝し、逆転で総合優勝の快挙を成し遂げた。初戦の「粟ケ岳スカイレース」(4月・新潟県)、獲得ポイントが2倍の「リビーニョ・スカイマラソン」(6月・イタリア)で優勝。けがにより棄権した大会もあったものの着実にポイントを重ね、ポイントが2・5倍となる最終戦「スカイマスターズ」でランキング1位の選手との接戦を制し、逆転優勝を果たした。
北ア山麓3000人駆け抜ける アルプスマラソン地元大町の選手活躍

 第36回大町アルプスマラソン(実行委員会主催)が20日、大町市運動公園陸上競技場を発着点に開かれた。北は北海道から南は沖縄まで全国各地のランナー3184人がエントリー。「日本の屋根を走ろう!」を合言葉に、自然豊かな北アルプス山麓を駆け抜けた。大会はフルマラソンとハーフ、10`の日本陸上競技連盟公認コースに3`を加え、年齢・男女・距離別の27部門で争われた。ハーフ一般男子で市内平源汲出身の栗林拓矢さん(24)=群馬県高崎市、大町市陸協=が優勝。3`と10`の一般男子、3`中学生男子などで優勝するなど地元勢が活躍した。
地域一丸防災意識高め 小谷 実践的総合訓練に100人

 小谷村役場を会場に19日、令和元年度村総合防災訓練が行われた。地域住民と村消防団など防災関係機関の関係者ら約100人が参加。自然災害を想定した実践的な訓練が行われ、災害時の行動を確認しながら村民の防災意識を高めた。参加者は地区ごと3班に分かれ救護・救命訓練、救助訓練などを実施した。救出訓練では、ジャッキなど身近にあるもので倒壊した建物の下敷きになった人を救出する方法を実践で学んだ。
4トンの不用食器ずらり 池田回収とリユース市盛況

 池田町の女性有志らでつくる「不用食器リサイクル実行委員会」は20日、不用食器の回収とリユース市を町総合福祉センター「やすらぎの郷」で行った。町民約170人が不用食器を持参し、約4dにも及ぶリサイクル食器が集まった。開場と同時に多くの住民が訪れ、実行委員ら約50人のボランティアが、対面回収と分別作業に追われた。
親子で楽しく陶芸体験 白馬しろうま保篠崎さん講師に

 白馬村のしろうま保育園の年長園児と保護者がこのほど、村役場多目的ホールで親子レクリエーションを実施した。陶芸工房を営む篠崎有一さんを講師に、陶芸を体験。親子で作品を作る共同作業を楽しみながら交流を深めた。。最初はイメージどおりの形にするのが難しい様子だったが、講師からこつを聞きながら、親子で作品作りに没頭した。
訓練で防災意識高める 大町 海の口で地震想定避難

 大町市の海の口公民館は20日、令和元年度「海の口自主防災会防災訓練」を行った。海の口自主防災会(日赤奉仕団を含む)、絆会、市消防団第2分団第3部が共催。地震発生を想定した地区内の避難訓練で、50人余りが参加した。
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