2019年10月25日(金)付

台風「災害ごみ」受け入れへ 長野市から 大町市長「できる限り協力」

 大町市の牛越徹市長は24日の定例記者会見で、台風19号により甚大な水害にあった長野市の「災害ごみ」の受け入れに前向きな姿勢を見せた。広域ごみ処理施設「北アルプスエコパーク」がある同市平の源汲地区や、最終処分場がある高根町の住民の理解を得る中で近日中にも受け入れ態勢を整えるとした。
 会見では、災害ごみの受け入れについて長野市から打診があったことを報告した。北アルプスエコパークを管理運営する北アルプス広域連合によると、施設では現在、連続稼働の試験中にあるというが、1週間で4d程度の「災害ごみ」の受け入れが可能という。
地域の絆や防災テーマに 大町市連合自治会「おらほのまち」第3号完成

 大町市連合自治会が発行する広報紙「おらほのまち」第3号が完成した。全国各地で自然災害が猛威を振るう中、地域の絆を生かした防災の取り組みに焦点を当て、各自治会の活動や魅力を伝えている。タブロイド判8nで初めてフルカラーとなった。1万1000部印刷し、「広報おおまち」11月号とともに今月中に全戸配布される。
地域一つに青少年育成 白馬村民大会で発表や講演

 白馬村ウイング21文化ホールで19日、「第19回白馬村青少年育成村民大会」(青少年育成村民会議・村・村教育委員会・村公民館主催)が開かれた。白馬中学校生徒の意見文発表や写真家の山口進さんの講演などを実施。「青少年は地域社会から育む」という観点に立ち、家庭・学校・地域社会や行政が一体となった青少年健全育成運動を進めていく大会宣言が、全会一致で承認された。
 開会式で下川正剛村長は「青少年が健全に成長していくためには、人と地域のそれぞれの絆があって成り立つ。多方面の連携と協調のもと、地域社会が総ぐるみとなって、青少年育成にいっそうの理解と尽力をお願いしたい」とあいさつした。
全校でしおり手作り2000枚 高瀬中 町図書館開館記念で寄贈

 池田町の高瀬中学校は23日、町交流センター「かえで」内の図書館に、全校で手作りしたしおり約2000枚を贈った。町のシンボルである「七色大かえで」や「てるてる坊主」などを描いた温かみあふれるデザインで、 図書館は25日の開館に合わせて、記念品として来館者に配布する。
 図書館が地域参加で新たな施設づくりを図ろうと、中学校にしおり制作の協力を求めていた。高瀬中では学校ぐるみの取り組みにしようと、美術部の部員が描いた図柄をコピーして全校に配布し、生徒や教職員計約240人が彩色した。
松川村制施行130周年きょう記念式典 節目祝い歩み振り返る

 松川村は今年、村制施行130周年を迎えた。25日には村すずの音ホールで記念式典を開き、130年の歩みを振り返る記念映像や公募によって制定された村歌のお披露目などさまざまな記念事業で節目を祝う。
 村は地域ぐるみで節目を盛り上げようと、25日から27日まで記念事業を行う。25日に村ゆかりの京都華厳寺の副住職を招いた「鈴虫説法」をすずの音ホールで、27日に陸上自衛隊第12音楽隊によるコンサートを松川小学校で開催する。
おおまぴょんファンへ感謝 11月16日市内で催しトレカ配布も

 現在開催中のゆるキャラグランプリに出場している大町市キャラクター「おおまぴょん」を応援するファンへの感謝の気持ちを伝える「おおまぴょんファン感謝祭2019」が11月16日、市商工会館2階大会議室をメイン会場に開かれる。
 感謝祭の開催は午前10時から午後3時まで。グランプリ出場の健闘を祝したセレモニーをはじめ、会場内でファンとの交流やグリーディングもある。同日は周辺で、えびす講ハーベストフェスタや荷車市も同時開催する。 
 感謝祭会場や11月2日と3日に長野市のエムウエーブで開く「ゆるキャラグランプリ2019inしあわせ信州NAGANO」会場限定で、おおまぴょんのゆるキャラトレカをプレゼントする。
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