2019年10月30日(水)付

空き店舗利用しプチ起業? 大町ポップアップストア開設

 大町市俵町の旧栗田酒店空き店舗を利用したポップアップレンタルストア「POPUP」が、11月1日にオープンする。単なる貸しスペースとしての利用だけでなく、「地域資源を活用したプチ起業?がここから始まってほしい」との願いを込めて広く利用を呼び掛けている。ポップアップストアとは、短期間出店する実売店のこと。ヨーロッパを中心に、宣伝手法の一種として広まった。関東から大町に移り住んだ橋橋雪生さんが発案した。郵便物などの受け取りにストアの住所を使える利点などを挙げる。
紅葉色づく「七色大カエデ」 池田町大峰高原で見頃例年並み

 池田町大峰高原の紅葉の名所「七色大カエデ」が、見頃を迎えている。高さ12b・推定樹齢250年の巨木が真っ赤に色づき、ツアー客やアマチュアカメラマンなど、多くの来場者でにぎわっている。11月上旬まで楽しめそうだ。町観光協会によると、大カエデは時間の経過に伴い、葉が緑からオレンジ、赤色へと変化し、色のグラデーションを見られるのが名前の由来となっている。今年は早めに色づいたものの、例年並みの見頃という。
中村村長「厳しい意見生かす」 小谷住民との行政懇談会始まる

 村内8カ所で開く小谷村の行政懇談会の初回が28日夜、栂池総合センターで開かれた。中村義明村長が公約に掲げた「村民との対話」を実現する場として、訪れた村民と膝を交えての対話を始めた。懇談を終え中村村長は「多くのいい意見をいただいた。今は言えないこともあったが、厳しい意見も真摯しんしに受け止め、できることから生かしていきたい」と話していた。
減塩推進協力店に認定証 池田町が交付まず6店舗

 池田町は、住民の健康づくりに協力する町内の事業所に「減塩推進協力店」の認定証交付を始めた。飲食店やコンビニエンスストア計6店舗が登録し、減塩メニューの提供やPRなどに取り組んでいく。町は町民の塩分摂取量が国の目標値を上回る中、生活習慣病の予防などを地域ぐるみで進めようと、新たな制度を導入。協力店を認定し、掲示用のポスターやスローガンを配布、ホームページなどで情報発信していく。新規登録店も随時受け付けていく。
ぶかぶか防火衣で訓練 南部消防署 保育園児対象に教室

 北アルプス広域南部消防署で23日、管内の保育園児を対象にした防災教室が開かれた。池田町の池田・会染保育園の年長児約60人が参加し、ポンプ車を使った放水や煙からの避難などを体験し、防災への意識を高めた。。空気の乾燥や火気の使用など火災の危険が高まる冬を前に、家庭での防災意識高揚につなげようと開講している。28日には松川村内の園児が参加した。園児たちはぶかぶかの防火衣とヘルメットに身を包み、ホースを抱えて的に向けて放水。煙が充満したテントからの避難も体験した。
筝とフルート和洋の調べ 認知症理解特設展示と共同支援企画 白馬村役場ロビーコンサート

 白馬村の白馬ミュージックサポートアソシエーション(HMSA、山口郁夫代表)は24日、第7回の白馬村役場午後のロビーコンサートを村役場で開いた。同じ会場で行われている認知症理解特設展示との共同支援企画で、約70人が来場。筝そうとフルートの調べが昼下がりのホールに響き、和洋が重なる本物の調べが、会場の人々の心をつなげた。
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