2019年11月7日(木)付

合唱や合奏 練習成果披露 大町各地の小学校で音楽会

 大町市内など各地の小学校で音楽会シーズンを迎えている。大町西小学校(吉澤清校長・全校児童255人)では1日、体育館で令和元年度音楽会を開き、保護者や地域住民が見守る中、合唱や合奏などで練習を重ねた音色を響かせた。
 低学年は、斉唱や合唱、鍵盤ハーモニカや打楽器などを元気いっぱいに披露した。PTAも共に「ふるさと」を歌い、教職員が熱のこもった寸劇と、美しい歌声の混声3部合唱で会を盛り上げ、楽しませた。
PHV車から家庭に給電 長野トヨペット白馬で実演森林整備も

 白馬村と「森林の里親契約」を結ぶ自動車販売・長野トヨペットは6日、地元住民との交流会を24・4fの森林「トヨペットの森」のある白馬岩岳スキー場で開いた。環境を守る森林整備の作業に汗を流し、試乗会で災害時の安心や事故の防止に備える時代に合わせた先進装置を紹介した。
 災害など長期にわたる停電時の対策として、プラグインハイブリッド(PHV)車のバッテリーから家庭用電源を取り出すデモを実施。出力は最大1500ワットで、アウトドア等にも活用できる。純粋な電気自動車(EV)と違いガソリンで自ら発電もできるため、最大4日間程度給電可能。長期にわたる停電にも備えられるとした。
交通マナー身に付けて 小谷保育園で安全教室

 小谷村保育園で10月29日、交通安全教室が開かれた。県交通安全教育支援センターのスタッフを講師に、園児たちは道路を歩くときの交通ルールの基本を楽しく学んだ。
 最初にスタッフが、見通しの悪い交差点での歩き方や横断方法、信号機のある交差点での正しい信号の見方について園児に分かりやすく説明した。「道路を横断するときはしっかりと手をつなぐ」「急に飛び出したりしない」「車に乗る時はチャイルドシートのシートベルトをしっかりつけて」と約束事を守ることを呼び掛けた。園児たちは元気な声で「はい」と約束を交わした。
ステージに直売住民と交流 池田病院祭・農業祭ゲスト多彩

 池田町のJA大北池田・会染支所や厚生連安曇総合病院などは3日、農業祭・病院祭を北アルプス医療センターあづみ病院一帯で開いた。「こころ〜新しい時代を地域とともに」をテーマに、食と健康と農、癒やしの広場で地域住民と触れ合った。
 病院祭のステージは「琉球國祭り太鼓」の演奏で幕を開け、病院音楽部や消防団のラッパ隊、ジャズダンスや新体操などの発表が続いた。午後はSBCラジオの公開録音が行われ、お笑い芸人のこてつさんやねづっちさん、シンガー・ソングライターの岡本真夜さんが登場、ライブで会場を沸かせた。台風19号被災地を支援する募金箱も設置された。
常盤一周たすきつなぐ 大町 少年駅伝 清水A連勝

 大町市常盤の常盤地区子ども会育成協議会と常盤公民館は4日、第37回常盤少年駅伝競走大会を地区一円で開いた。子どもたちは沿道からの声援を受けながら、秋晴れの中住み慣れた地域を元気に疾走した。
 陸上が盛んな同地区で、競技の振興や選手育成を図ろうと昭和58年から続く大会。常盤地区内の小学生区対抗で8チーム、大町スポーツクラブや学校職員のオープン参加7チームの計15チームがエントリーした。
 清水Aチームが前回タイムを上回る41分10秒で連勝を更新した。
力強く「火渡り」無病息災 大町八坂で覚音寺「火祭り」

 大町市八坂の藤尾山覚音寺(與儀龍祥住職)は3日、情報コミュニティーセンターアキツ・鎮魂碑前で「火祭り」を行った。ヒノキの葉に覆われた「護摩壇」で護摩木をたく「柴灯大護摩供」と呼ばれる、野外で厳修する修験道の護摩祈祷が営まれた。たき終えた護摩壇の火がくすぶる上を、参拝者が裸足で渡る「火渡り」では、大人も子どもも勇気を出して力強い歩を進めながら、家内安全や無病息災を願った。
 火渡りでは住職からおはらいを受け、與儀住職や修験者の火渡りに続き、参拝者も熾火おきびや煙が立ち上る灰の上を次々と歩いた。
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