2019年11月9日(土)付

秋の白馬走り五輪盛り上げ 中学生が企画トレイルランに300人

 2020年東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げようと、白馬村の白馬中学校の生徒有志でつくる実行委員会は8日、トレイルランイベント「白馬国際ミニオリンピックトレイルラン」をウイング21を主会場に開いた。生徒や教師約200人に加え、一般や白馬高・小谷中の生徒など約90人も出場。秋晴れの白馬を走り、ともに五輪を盛り上げる思いを一つにした。選手たちは一斉に木こりの道からハイランドを巡る1周3・1`の周回コースに駆け出した。紅葉の姫川沿いや、村内や北アルプスを一望する高原からの展望が楽しめるコースで、秋の白馬を満喫した。
小中学生 茅刈り体験 小谷のスキークラブ 屋根職人に協力

 小谷村の小谷ジュニアスキークラブの小中学生クラブ員と保護者40人余りが4日、牧の入り茅場で茅葺ぶき屋根の材料となる茅の刈り取り作業を行った。日本の伝統の茅葺き文化を支えるふるさとの豊かな自然に理解を深め、茅場を保全する屋根職人への協力で地域貢献につなげる活動。これまでは刈り取った茅を運び出す作業を手伝ってきたが、今年は茅刈りを体験した。児童生徒らは村内で唯一の茅葺き屋根の専門的な施工技術を持つ、株式会社小谷屋根の松澤朋典さんから刈り方のこつを教わり、茅刈りに取り組んだ。
松川・台湾海越え友好 12日から中学生ら鹿港訪問へ

 松川村は12日から、友好都市の台湾鹿港鎮に訪問団を派遣する。松川中学校2年生の有志と教職員、村職員計51人が、姉妹校の鹿鳴国民中学校との交流などを通じて、海を越えた友好を図る。訪問団の激励会が7日、松川中で開かれた。訪問団は12日に出国し、台湾に4泊5日滞在、16日に帰国する。13日に鹿鳴中を訪問し、授業や部活などを体験。台湾人生徒の自宅にホームステイする。台湾北部の名所・九ひんや台北の故宮なども訪れ、台湾の歴史と伝統を学ぶ予定だ。
本に親しみビブリオバトル 高瀬中5人がおすすめ1冊紹介

 池田町の高瀬中学校(秋山昇校長、生徒221人)は6日、「ビブリオバトル」(知的書評合戦)を開いた。5人の「バトラー」が、全校生徒や職員の前で、それぞれのおすすめ本を紹介し、その魅力を伝えた。バトラーとして名乗りをあげた5人が、学校図書館にある本から1冊を選び、3分間の紹介タイムと1分間の質問タイムを設けた後、聴衆が「一番読んでみたくなった本」に投票し、チャンプ本を決めた。ビブリオバトルは、本の敷居を下げて本に親しみをもってもらおうと、図書委員会が5年前に始め、読書旬間に合わせて行われた。
焼き芋販売始まる 大町「ひまわりの家」今年も

 大町市社会福祉協議会指定障害福祉サービス事業所「ひまわりの家」の焼き芋販売が今年も始まった。毎週水曜日、福祉センター入り口。寒い季節にうれしい、ほくほくと甘く温かい焼き芋と、1枚1枚に違うイラストが描かれた紙袋が人気。毎年季節を待ちわびる人も多い。現在の品種ははシルクスイートで、時期によって種類が変わる。販売は3月の最終水曜日まで。
住宅用警報器で被害防止 北ア広域消防 秋の火災予防運動へ啓発

 「秋の全国火災予防運動」(9?15日)を前に、北アルプス広域消防本部は8日、管内のスーパーなどで街頭啓発を行った。火災の危険が高まる冬を迎え、住民の被害防止を図ろうと、住宅用火災報知機の設置などを呼び掛けた。松川村の西友松川店では、南部消防署の署員と村消防団の女性団員が、村のマスコットキャラクター「リンリン・りん太」とともに啓発活動を展開した。
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