2019年11月15日(金)付

戦没者追悼千羽鶴に「思い」 大町地区社協 初企画20日の式で献呈

 大町市の大町地区社会福祉協議会は、今月20日に大町公民館分室で開かれる市戦没者追悼式に献呈する千羽鶴の制作に取り組んでいる。戦後74年、戦争を経験していない、知らない人が増えていく中で、子どもたちなど後世に戦争の悲惨さを伝え、平和に関心を持ってもらおうと初めて実施。戦没者に平和な日々への感謝や追悼の祈り、思いを届ける。
紅葉に虹彩りの共演 大町市

 寒冷前線の通過に伴い、大町市は14日未明から雨が降り荒れた空模様となった。雨が上がりかけた午前9時前には、山腹の紅葉を背景に鮮やかな虹が架かる彩りの共演が見られ、通勤途中に車を止めて写真撮影する姿もあった。同日の大北地域は、冷たい風が吹きつけるなど肌寒い1日となった。山肌は徐々に雪の白に覆われ、冬の訪れを感じさせている。
古紙回収作業支援に感謝 白馬村消費者の会 23年の活動に幕

 白馬村消費者の会(松沢浩子会長)が平成8年度から取り組んできた古紙回収作業が、今月の活動をもって終了した。ごみの減量や再資源化に役立てようと村内で先がけて実施し続けてきたが、実行委員の高齢化や会員の減少による人手不足が重なった。松沢会長は「最初の啓蒙けいもう役としての役割は果たせたかと思っています」と話している。始めた頃は分別意識が低かったというが、徐々に環境意識の高まりを見せ、村のごみ問題に一石を投じる活動として大きな成果を上げた。
台風被災地飯山へ義援金 小谷村体協スキー部交流の縁で

 小谷村体育協会スキー部は12日、台風19号で被災した飯山市を訪れ、教育委員会を通じ災害見舞金5万円を贈った。両市村のスキー部のクラブ員らは、飯山市のジャンプ台や小谷村で互いに行き来してスキーの練習をするなど、スポーツ交流が盛ん。飯山市のクラブ員らも被災したことを知り、少しでも力になりたいと、村の文化祭で募金箱を設置し、募金活動を展開した。
一年の成果披露ばち納め 松川響岳太鼓演奏会 24日から整理券配布

 松川村の信濃国松川響岳太鼓(仲川達也会長)は12月8日、ばち納め演奏会「心の響2019」を村すずの音ホールで開く。地域の応援に対する感謝を込めた迫力の演奏で、一年の活動を締めくくる。整理券の申し込みを11月24日午前9時から、同ホールで受け付ける。。子供会は来年3月に日本太鼓ジュニアコンクールへの出場を控え、一年間の成果を発表する。
遠足コースの倒木除去 大町八坂 地域づくり協が整備

 大町市の八坂地域づくり協議会「やさかボランティア隊(仮称)」は10日、小学校遠足コース「城ケ峰コース」の整備を実施した。チェーンソー、なた、つるはしなどを持参して10余人が参加した。「城ケ峰コース」は八坂小学校の3、4年生が、例年5月に行われている遠足で歩くコース。同地区の笹尾集落の上、笹尾峰の三差路から秋葉神社へと向かう尾根伝いのコースが、倒木などで通りにくくなったため整備が計画された。
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