2019年11月21日(木)付

外国人にも防災訓練 神城地震から5年 誰もが安心して暮らせる白馬に

 平成26年11月22日に白馬村で発生した神城断層地震から22日で5年。地域コミュニティーの姿が大きく変わる中、地域の絆で犠牲者を出さなかった「白馬の奇跡」は今後も保てるのか。誰もが安心して暮らせる地域であるためにいかに防災力を未来につなぐかが問われている。外国人も例外ではなく、県北アルプス地域振興局と白馬村は20日、「外国人のための防災訓練」を八方文化会館で実施した。
陶芸家同級生≠ナ2人展 池田町東山包美術館 地元出身太田さんと福田さん

 池田町の安曇野東山包美術館で27日まで、「池田町の2人の陶芸展」が開かれている。元中学の同級生である「小丸窯」の太田孝介さん(71)=渋田見=と、「福田窯」の福田計かず洋ひろさん(72)=吾妻町=の陶芸家2人による、個性あふれる作品が並ぶ。町出身の2人は、中学校の同級生。作陶を第一に考えた理想の環境を求めてそれぞれ窯を築き、独学で技術を習得した。遊び心を交えたワクワクする物づくりを追い求める姿勢は同じだ。
ワンランク上のお菓子作り 松川プロが指南教室スタート

 松川村のすずの音ホールで18日、プロに学ぶお菓子教室「エコール・トラントロア33」が始まった。長野市の高級洋菓子店「パティスリーHEIGORO」の監修を務めるパティシエ・高良大地さん=長野市=を講師に、本格的なスイーツ作りを体験できる。月1回不定期で開講していく。初回は中信地区のバスガイドや一般住民など約20人が参加し、低農薬や食品添加物無添加の食材などを使った安心安全のパンケーキ作りを体験。
創立50年祝いサッカー交流 大町スポーツ少年団愛好者集いフェス

 今年で創立50周年を迎えた大町市サッカースポーツ少年団は17日、サッカー交流会「サッカーフェスティバル」を市運動公園陸上競技場で開いた。現役少年団やOB、市内のサッカーチームなど大人から子どもまで100人以上が参加し、50周年を祝いながら、サッカー愛好家同士が交流した。
ネパールの味家庭で料理 大町平公民館で女性講座

 大町市の平公民館・女性未来館ピュアで15日、女性講座「ピュアに輝くチャレンジ講座」が開かれた。大町名店街のネパール料理レストラン「ヒマラヤンシェルパ」店主のレグミ・ナンダラージョさんを招き、本場のネパール料理作りにチャレンジ。市内から参加した女性17人が香辛料をふんだんに使った海外の本格的な料理に舌鼓を打ち、親しんだ。
里に初雪大北に冬の訪れ 白馬〜小谷観光関係者は期待

 西高東低の冬型の気圧配置で寒気の影響を受けた20日、白馬村から小谷村にかけて、里で今季初の降雪に見舞われた。小谷村栂池のペンション街周辺の田畑などは早朝、白く雪に染まった。白馬村北部から小谷村にかけての標高の高い場所では、道路脇やペンション街、里の田畑も白く染まり、ボンネットの上に数a積もっている自動車も見られた。
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