2019年12月12日(木)付

芸術祭「食」でも住民参画 公式レストラン 調理スタッフ募集

 大町市を現代アートで彩る第2回北アルプス国際芸術祭(実行委員会主催、委員長=牛越徹市長)は、来年5月31日の開幕まで約半年に迫り、芸術祭食プロジェクトの調理スタッフの募集が始まるなど、住民参画?の形も具体化してきた。調理スタッフの募集が始まった食プロジェクトでは、5月31日?7月19日の期間中、木崎湖畔の「信濃公堂」を会場に郷土料理を提供する「地彩レストランおこひる公堂」を展開する。ツアー客や団体向けの公式レストランで、地元在住の郷土料理研究家・長嶌勇次さんが監修し、地元のおかあさん≠スちが腕を振るう。
白馬高芸術祭に初参加 「食」イベントで給仕 神保シェフ心構え講義

 白馬村の白馬高校国際観光科1年生は、大町市で来年開かれる「北アルプス国際芸術祭2020」で「食」イベントの「プレミアムダイニング」に給仕として参加する。11日、担当する「HATAKECAFE」の神保佳永シェフが同校を訪れ、キックオフ?の講義を行った。プレミアムダイニング「北アルプスのHATAKE」は、神保シェフと大町出身の若林英司シェフソムリエがタッグを組み、木崎湖畔「信濃公堂」を会場にスペシャルな極上ダイニングを提供する2日間限定企画。生徒は給仕となり各テーブルを担当する予定だ。
「カレンダー作りました」 白馬幼稚園 感謝込め各地に贈呈

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長)では毎年恒例の行事として、園児が日頃お世話になっている地域の人たちに感謝の気持ちを込めて、手作りカレンダーを贈呈している。このほど、年長園児27人が白馬村役場を訪れ、下川正剛村長にカレンダーを手渡した。園児は一列に並び「いつもありがとうございます。カレンダーを作りました。使ってください」と感謝の言葉を述べながらカレンダーを渡した。
支え合いの社会考える 池田 福祉大会功労者表彰も

 池田町社会福祉協議会(中嶋一光会長)は8日、第33回町社会福祉大会を町交流センターかえでで開いた。「地域で安心して暮らし続けるために?つながりからうまれる支え合い?」をテーマに、地域福祉の発展に寄与した個人・団体の表彰や講演、活動発表を行った。約100人の住民が出席し、地域で支え合う町づくりについて考えた。
育児用品有効に活用 小谷 おさんぽ会おさがり交換会

 小谷村役場を会場に4日、村の子育てサークル「おさんぽ会」主宰の「おさがり交換会」が開かれた。育児用品の有効活用を通じ経済的負担の軽減や、ごみの減量化につなげる活動。多数の来場があり、にぎわった。未就園児の親子らの交流の場にと、村教育委員会の協力を得て実施した。当日は多くの衣料品をはじめ、ベビーベッドやおもちゃなど、多彩な品が無償で提供された。
3世代でしめ縄づくり 大町・白塩町 正月準備住民交流

 大町市白塩町自治会は8日、しめ縄づくりを通じた3世代交流会を同町公民館で開いた。毎年恒例の行事で、子どもから大人まで地域住民約30人が参加し和気あいあいと、正月に向けて手製の正月飾りをつくりあげた。しめ縄には、町内住民から提供を受けたわらを使った。わら細工の経験が多い同町の金原健次さんを講師に、昔ながらの手法で、玄関先に飾るしめ縄や神様に食べ物を備える食器「おやす」など正月に必須なものをつくっていった。
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