2019年12月25日(水)付

BC啓発分かりやすく=@大町署と北ア遭対協 英語併記ポスター作製

 大町署と北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は今シーズン、バックカントリー(BC)スキー・スノーボードの遭難対策として、外国人にも分かりやすいデザインと日本語・英語を併記したポスターを作製した。作製には1個人とスキー場を運営する5社が協力し、24日に波多腰功署長が感謝状を贈呈した。
 ポスターには、「スキー場のルール厳守」「計画書を提出する」「必要な装備を持つ」など6つの注意書きを掲載。500部印刷し、スキー場などに掲示して啓発する。
年越しに心躍る冬休み 白馬南小 県内トップの終業式

 長野県内の小学校のトップを切って24日、白馬村の白馬南小学校で2学期の終業式が行われた。児童らは一番長かった学期を振り返りながら、年越しや初詣、スキーや雪遊びなど、行事が目白押しの年末年始に心を躍らせて冬休みに入っていった。
 倉科浩美校長は一番長い学期の83日間、1学期から合わせて157日間の児童の学習成果を高く評価した。「心も体も頑張った分だけしっかり鍛えられた2学期だったと思います」と述べた。110人の児童が欠けることなく終業式を迎えられたことを喜び、「元気に過ごせたのも家族の支えがあったからと思います。冬休みは家の人と新年を迎えて、お手伝いをしっかりやって感謝してください。よいお年を」と呼び掛けた。
サンタの絵本に引き込まれ 小谷村図書館 親子多数おはなし会

 小谷村図書館どんぐりは21日、未就園児を対象とした絵本の読み聞かせ会「おはなし会」を開いた。幼い子と親たちが多数参加して、クリスマスにちなんだ絵本の読み聞かせや、小物作りを楽しんだ。 読み聞かせではクリスマスの由来について書いた絵本をはじめ、ちょっと変わったサンタクロースが登場する「あんたがサンタ?」などを披露した。
 子どもたちは、大好きなサンタクロースがさまざまな視点から描かれる絵本の世界に引き込まれ、登場人物になりきって心躍る体験を親子で共有していた。
本場≠フサンタに大喜び 白馬幼稚園でクリスマス会

 白馬村の信学会白馬幼稚園で23日、クリスマス会が開かれた。同園と毎年クリスマス会で交流している外国人が、サンタクロースに扮して登場。子どもたちは本場≠フサンタクロースとのふれあいに大喜びしていた。
 歌を歌ったりケーキを食べたりしてパーティー気分を楽しむホールに、鈴音が響き渡り、真っ白なひげをたくわえた、長身のサンタクロースが登場。園児たちは「ハロー」と英語であいさつし、歓迎した。
 プレゼントも手渡され、園児たちは笑顔で「サンキュー」とお礼を述べ、小さな国際交流を体感していた。
アルミ缶回収被災地支援 松川小児童会 日赤に義援金寄付

 松川村の松川小学校児童会は24日、台風19号で被害を受けた県内被災地への義援金を日本赤十字社松川村分区長の平林明人村長に届けた。伝統のアルミ缶回収を被災地支援に役立てようと、7〜9月に約700`を集め、収益金4万3000円の全額を寄付した。
 児童会では毎月2回、全校でアルミ缶の回収に取り組み、売却益を地域福祉などに役立てている。回収量を集計し、目標値を達成したクラスにはメダルを贈るなど工夫を凝らし、活動への意識高揚も図っている。
「農業祭」審査米地域福祉に 池田 実行委が社協に寄贈

 池田町で毎年開催されている「病院祭・農業祭」の実行委員会は23日、名物の「お米コンテスト」に出品された町内産米約80`を、地域福祉に役立てようと町社会福祉協議会に寄贈した。
 病院祭・農業祭は11月3日、楽しみながら食や健康について考えるイベントとして、北アルプス医療センターあづみ病院で開催された。コンテストには町内農家が「コシヒカリ」と「風さやか」計79点を出品し、味や品質を競った。実行委によると、今年の町内産米は、天候不順の影響を受けたものの、収量は上々とだったいう。
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