2020年1月25日(土)付

伝統「爪かんじき」次代へ 小谷の振興会 製作と技術研修会

 雪上の作業に使われた昔ながらの「爪かんじき」の伝統を残そうと取り組む、小谷村の爪カンジキ振興会(相澤保会長)は23日、かんじき製作と技術研修会の初回を中谷交流センターやまつばきで開いた。名人たちから引き継いだ技術を若い新たな会員に伝えつつ、2月の「冬の体験ツアー」に向けて準備を整えた。この日はベテランの会員が若い新会員たちに作り方を伝授しながら、曲げた材を組み合わせてひもをかけ、かんじきを作り上げていった
雪不足の中でも繁栄を 白馬商工会が賀詞交歓会

 白馬村の白馬商工会(杉山茂実会長)は23日、令和2年度の新春賀詞交歓会を和田野の白馬東急ホテルで開いた。村内の商工関係者や行政、議会など各団体から約100人が出席。令和初の新年に声をそろえて乾杯し、雪不足の中でも村内商工業の発展を誓った。
池田の素材でバレンタイン 大吟醸酒やハーブ チョコ新商品に

 「バレンタインデー」を控え、池田町の特産品を使ったチョコレートの新商品が、登場した。町内の大雪渓酒造と福源酒造、ハーブセンターが販売する3種類で、大吟醸酒やハーブなど素材にこだわった、高級感あふれるスイーツに仕上がった。3社それぞれが自社の商品からチョコレートにマッチする3つの味を選んだ。
にぎやか餅つき「よいしょ!」松川 未就園児の親子「桃太郎教室」

 松川村公民館の未就園児の親子を対象にした家庭教育学級「桃太郎教室」は23日、恒例の餅つきをすずの音ホールで行った。18組の親子が参加し、冬の風物詩を楽しんだ。村産の餅米を使い、昔ながらのきねと臼でついた。「よいしょ!」というにぎやかな掛け声に合わせて、親子で順番にきねを振るった。
スキー場協力で教室可能に 白馬・小谷小中学校 降雪心待ち

 白馬村と小谷村の小中学校では、雪国ならではの恵まれた環境を存分に生かし、毎年アルペンスキー、クロスカントリー、ジャンプなど、多彩なスキー学習を実施している。しかし今シーズンは雪不足の影響で、例年3学期開始から行われるはずのスキー学習が延期されている。児童生徒は存分にスキー学習が楽しめるよう、まとまった降雪を心待ちにしている。
音楽で「地域に恩返しを」八坂野平の鳥居さん LPリリース プロジェクト始動

 大町市八坂野平の「SSSレコード&Vivスタジオ」(鳥居強志代表)から、地元のアーティスト「MCmystie」=鳥居史子さん(45)、八坂野平=が初のLPレコード「灰色と惑星」を2月2日、リリースする。リリースに先立ち1月18日には、野平公民館で地元の人たちによるレコードのパッケージが行われた。今後4年かけて10枚(各450枚ずつ)を出すプロジェクト「45RPM」がスタートした。
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