2020年1月28日(火)付

かまくらづくり本格化 大町温泉郷 「夢花火と音の祭典」へ

 大町市の大町温泉郷観光協会(遠藤高弘会長)は、2月の毎週土曜日午後8時から開催する「第18回夢花火と音の祭典2020」に向け、祭典のシンボル「かまくら」づくりを進めている。雪不足により昨年より規模を縮小したものの、人気のかまくらを今回も楽しんでもらおうと、もてなしの思いを込めて作業に勤しんでいる。
 27日は協会員約10人が作業に参加。スコップなどで丸い山に仕上げ、中をくり抜いた。例年大・中・小とつくるかまくらだが雪不足の今年は大と中の2つを予定しており、「その分丁寧に」と手を進める。雪は市観光課の協力で21日と27日に扇沢から運び込んだ。
外国人おもてなし♀ャ能 白馬岩岳 冬の夜祭り

 30日は新田で 1月の23日と30日の2週にわたり、白馬岩岳で繰り広げられる「白馬岩岳〜冬の夜祭り〜」が始まった。初回の23日は切久保地区で実施。今年は昨年を大幅に上回る300人余りの外国人観光客らの参加でにぎわった。「夜の参拝で乾杯」をテーマに、由緒正しい切久保諏訪神社で日本の伝統的なお参りを体験したり、集落の人々との人情あふれるおもてなし≠堪能した。
 神社では境内にかがり火がたかれた幻想的な夜の神殿で、宮田貴夫宮司によるおはらい体験が行われた。厳かな雰囲気の中で祝詞が奏上されると、参拝者は神妙な面持ちで頭を下げていた。外国人らは神社のおみくじにも興味津々の様子で、神社関係者の説明を聞きながら、大吉や小吉の運勢に一喜一憂して日本情緒を楽しんでいた。
教育のプロ子育て語る 小谷保 小学校校長が講演

 小谷村保育園と村子育て支援センターは16日、同園で「子育て講演会」を開いた。小谷小学校の松尾修校長が「子どもを伸ばす大人の力」と題し講演。長年教育現場の第一線で活躍し、子育ての先輩でもある自らの経験をもとに、子育てに対する考え方を多岐にわたり語った。同園の保護者や支援センターの利用者ら多数が参加して、熱心に耳を傾けた。
愛好家落語や手品披露 松川 新春恒例まんざら寄席

 松川村などの落語愛好家らでつくるまつかわ落語会「風まんだら」(牛越克巳会長)は25日と26日、新春恒例の「まんざら寄席」をすずの音ホールで開いた。15人の会員が出演し、持ち味を生かした古典落語や芸を披露した。初日は約100人が訪れ、会場は笑いで包まれた。
鉄道フィギュアで利用促進 北ア日本海連携会議 スタンプと乗車券で交換

 北アルプス日本海広域観光連携会議は、集めたスタンプと乗車券で交換できる鉄道フィギュアストラッププレゼントキャンペーンを実施している。えちごトキめき鉄道「ET122形」、あいの風とやま鉄道「521系」、大糸線「キハ52」の3種類計1500個。JR信濃大町駅内観光案内所や白馬駅構内の北アルプス総合案内所では、キハ52のストラップと交換できる。キャンペーンは3月30日まで、先着順でなくなり次第終了する。
 ストラップは、それぞれの電車フィギュアに各駅のミニチュア駅看板が付いたオリジナル。大町駅内観光案内所は「各地に、スキー場や温泉など冬季に楽しめる場所もあるのでぜひ電車の旅を楽しんでストラップをもらってほしい」としている。
「山雅」活躍と昇格願い横断幕 池田でサポーターが制作

 サッカー松本山雅FCのサポーターでつくる「池いけ山雅倶楽部」と「ウルトラスマツモト」は26日、新規加入選手などを応援する横断幕作りをホームタウン池田町の町総合体育館で行った。子どもからお年寄りまで約40人が参加し、チームの活躍とJ1への再昇格を願って、作業に汗を流した。
 会場では、新規加入選手や背番号が変わった選手の内、新たに就任した布啓一郎監督をはじめとした6人分を制作。ウルトラスが縦1b×横3・3bの布に名前を下書きし、参加者全員で彩色した。
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