2020年１月29日付

2020年１月29日(水)付

雪かき、除雪車　大北の〝冬〟　本格的な降雪　今季最大に

　前線を伴った太平洋側の低気圧と寒気の影響を受け、27日夜から28日にかけて、大北地域の山沿いや南部でまとまった降雪があった。久しぶりの本格的な降雪となり、28日は朝から地域住民が雪かきに追われ、除雪車も各地で出動するなど、冬らしい光景が広がった。昼ごろからは平地でみぞれや雨となり、水を含んだ重たい雪にハンドルを取られないよう、慎重に運転するドライバーが目立った。

親子でリトミック体験　小谷村役場　金曜日に集いの場

　小谷村役場を会場に1月から毎週金曜日、未就園児の親子らを対象とした集いの場が開かれている。子どもたちが暖かな場所で楽しく過ごす遊び場としてにぎわう他、最近は自主活動としてワークショップも取り入れ、人気を集めている。24日は大町市で音楽講師をしている縣美詩あがたみすずさんを迎え、初企画の「親子リトミック体験」が開かれた。

目隠しでサッカー競う　山雅ＦＣ　池田でパラ種目体験会

　サッカー松本山雅ＦＣは26日、ブラインドサッカーの体験会「ブラサカキャラバン」をホームタウン池田町の町総合体育館で開いた。小中学生や保護者など約80人が参加し、視覚障害者や健常者誰もが参加できる競技の魅力を学んだ。

装飾華やかオーストラリアデー　白馬五竜　松本の観光ブースも

　白馬村のエイブル白馬五竜のエスカルプラザで26日、「ＧＯＲＹＵ’ＳＡＵＳＴＲＡＬＩＡＤＡＹ」が開かれた。オーストラリアの人々の建国記念日にあたる祝日を、オーストラリアから訪れるスキー客でにぎわう白馬でともに祝い、盛り上げようと毎年実施。今年もオーストラリアにちなんだ装飾と屋台で同国の雰囲気を演出し、国の垣根を超えて盛り上がった。

先輩移住者に経験聞く　大町市　定住促進へ冬ツアー

　大町市定住促進協働会議は25日と26日、「冬を楽しむ暮らし体験ツアー」を市内で開いた。東京や埼玉、神奈川、静岡から大町に移住を希望する7組13人が参加。例年に比べて雪の少ない大町での体験ツアーとなったが、先輩移住者から経験を聞いたり、実際の大町での生活にふれたりして、新天地での暮らしに思いを膨らませた。

官学連携まちづくり広がる　大町市と信大･東大　空き家･店舗活用へ前進

　大町市が、信州大学や東京大学と研究を進める空き家・空き店舗の活用を含めたまちづくり事業は、平成27年度のスタートから5年が経過し、空き家・空き店舗の活用法を探る「空き家の学校」や、まち歩きを主催する「信濃大町まち守舎」が立ち上がるなど活動の幅が広がっている。それぞれの活動の中で、空き店舗での起業も進むなど結果を出している。

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