2020年2月6日(木)付

アーティスト40組超える 県庁で発表 第2回芸術祭へ意気込み

 北アルプス国際芸術祭実行委員会(委員長=牛越徹大町市長)は5日、県庁で記者会見し、今年5月31日〜7月19日に開催する第2回芸術祭をPRした。前回2017年の13カ国37組を上回る14カ国41組のアーティストの参加が決まったと発表した。総合ディレクターの北川フラム氏(アートディレクター)やビジュアルディレクターの皆川明氏(デザイナー)、名誉実行委員長の阿部守一知事が出席し、2回目の芸術祭へ意気込みや期待を語った。
 北川氏は、大町北高校の旧校舎が作品展示場所の一つに選ばれたことなど詳細概要を発表。「芸術祭は、みんなが一緒にやっていかないとできていかない。その過程で多くの人が関わっていくことが、アートの弱い部分の力になる」と市民参加を呼び掛けた。
障害者も一緒にスキーを 信大講座 白馬で最新機材体験会

 アウトドアへの障害者を含めた受け入れ人材育成に取り組む信州大学のユニバーサルフィールド・コンシェルジュ養成講座と、白馬エリアの索道事業所に所属する同講座アドバンスドクラスの受講生2人は4日、「デュアルスキー」などの障害者受け入れ用スキー機材の体験会を白馬村のエイブル白馬五竜スキー場で開いた。地元の受講生や索道関係者、旅行会社など約10人が参加。スキー場のバリアフリー化につながる最新の機材を実感した。
 体験した3種の機材は、障害者をスキーの付いた座席に座らせ、後ろにスキーを履いたパイロットがコントロールする「デュアルスキー」、同じ板の後部にパイロットが乗る「タンデムスキー」、ストック状のレバーで搭乗者もスキー操作ができる「スノーカート」。受講生は実際に座席に座り、スキーならではの爽快感や雪の感覚を感じられる乗り心地を実感した。
再会喜びゲレンデ交流 小谷中2年生 台湾中学生を歓迎

 小谷村と交流する台湾彰化縣の二水國民中学校の生徒27人が6日まで、海外教育研修で同村を訪れている。小谷中学校の2年生17人は5日、スキー交流教室を栂池高原スキー場で行った。台湾生徒との2カ月ぶりの再会に喜び、小谷ならではのスポーツで歓迎した。
 雪不足のため、予定されていた鐘の鳴る丘ゲレンデから栂池ゴンドラリフト中間駅付近に場所を移して実施。台湾ではスキーは初めてという生徒も多く、一面の雪景色に驚いていた。小谷中の生徒は、スキーの履き方を教えるなどして雪の楽しみを伝えていた。
科学の世界へ誘う本紹介 池田図書館「100冊プロジェクト」に参加

 池田町図書館は、書籍を通して科学の面白さや素晴らしさを届けるプロジェクト「科学道どう100冊」に参加している。科学の世界へと誘う本の数々を紹介している。
 プロジェクトは理化学研究所と編集工学研究所による同委員会が主催する。科学者の生き方や考え方に着目し、生きるヒントとなる本との出会いを目指す。
 同館では、「ファーブル昆虫記」「元素生活」「世界を変えた50人の女性科学者たち」など、図鑑や文集、小説、絵本などの幅広いジャンルの本が並ぶ。「世界が広がるきっかけになれば。特に若い世代の人たちに読んでもらいたい」と利用を呼び掛けている。
子ども協力セルフカフェ 池田でバレンタインWS

 池田町交流センターかえでのキッチンスペースを活用した「セルフカフェ」が1日、物づくりのイベント「バレンタインギフトワークショップ(WS)」に合わせて開かれた。地元の子どもたちがボランティアで関わり、イベントを盛り上げた。
 手伝ったのは、中学1年生と高校3年生の2人。小学校の姉妹学級で交流していた間柄で、同イベントを主宰する奏穂さんの母親・裕子さんからの依頼を受け、快く引き受けた。
 当日、出店者らが提供するハーブティーやコーヒーなどのティーバッグを、セルフサービスで来場者に提供。客とコミュニケーションをとりながら、給湯に手を貸したり、片付けなどを手伝った。
鬼の紙芝居楽しみ豆まき 松川・ちひろ公園 節分行事に親子100人

 松川村の安曇野ちひろ公園で2日、恒例の節分行事である豆まきが行われた。親子連れなど村内外から約100人が参加し、伝統行事に親しんだ。
 「節分の日」に松川村にやってきた鬼の子「とんすけ」が主人公となり、伝統行事を紹介する紙芝居が行われた。
 豆を抱えた子どもたちはグループごとに「鬼退治」に出発。園内に潜む「鬼」を探し出し、豆を投げつけた。こん棒を振り上げて向かってくる鬼にもひるまず、「やっつけろー!」「鬼は外ー!」と果敢に豆を投げつけていた。
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