2020年2月27日(木)付

古地図手に散策歴史触れる 大町まち守舎「わがまち案内人」

 大町市の地元住民が市内を案内して新たな魅力を探る「大町わがまち案内人」が25日、開かれた。市内外から9人が参加。京都府から大町に移住して37年で、設計業の傍らアウトドアガイドを行う梅田敏男さん(60)が「古地図を片手にまちなか歩き」をテーマに案内し、昔の街並みや現在の風景に思いをはせた。参加者は「車とは違って歩くことで歴史や街並みを感じられた。知らないことだらけで面白い」と街の歴史に触れていた。
「元湯栂の森」リニューアル アースマンズ栂池運営 地域の憩いの場目指す 

 小谷村の温泉施設・栂池温泉「元湯栂の森」がリニューアルした。近隣でホテルを手掛けるアースマンズ栂池(旧リゾートホテル栂池)が運営となってリノベーション。26日、地元向けの内覧会として営業した。広々とした内湯や景観に恵まれた露天風呂はそのままに、フロアは小谷らしい和の雰囲気で装いを新たに。ロビーは畳の小上がりや昔ながらのみのやわら工芸品、古いスキー用具などで小谷らしさを表現し、「地域のハブ」として村民や観光客が交流する憩いの場を目指す。
店巡り酒と料理楽しむ 池田町商工会 初の「バス☆バル」で交流

 池田町商工会は22日、町内の飲食店をバスで巡り料理とお酒を楽しむ初の企画「いけだバス☆バル」を開催した。主に町内から24人が参加。町内の店と味への新たな出会いを楽しんだ。フランス料理のメイアの樹、居酒屋・酒彩大貴、オーベルジュ・ラ・ヴィ・トランキーユ、お食事・呑み処双葉、そば処・藤廼家の5店を巡った。各店ではローストポーク、しめさば、オードブル、フライドチキン、手打ちそばなどの自慢の料理一品と、ワインや日本酒、生ビールや焼酎など、料理に合ったおすすめのお酒を提供。店主が料理やお酒のポイントを説明し、参加者と交流した。
音楽仲間演奏で交流 松川村すずの音ふれあいコンサート

 「第11回すずの音ふれあいコンサート」(実行委員会・松川村公民館主催)が22日、すずの音ホールで開かれた。子どもから大人まで、村内で活動する音楽仲間7団体が一堂に集い、音楽を通して交流した。全体合唱「早春賦」で幕を開けた。松川小学校合唱団は、アンコール曲を交えて伸びやかな歌声を披露。松川中学校合唱部は、「わらべうた」をテーマに、趣向を凝らした演出を取り入れ会場を魅了した。
動物の痕跡トラッキング 国営公園大町・松川 冬の森サポーターが案内

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区は22日と23日、園内を散策して動物の痕跡を探る「アニマルトラッキング」を開催した。観察会でしか入れない「いきものの森」「リフレッシュの森・渓流エリア」を公園サポーターの案内で探検し、静けさが残る冬の森を観察した。23日は保全ゾーンの「いきものの森」を中心に園内を散策。雪が少ない今年は雪上に残る動物の足跡を見ることはできなかったものの、公園サポーターの笠原正好さん(78)=松川村北細野=の案内で動物が多く住む森の楽しみ方を体験。自然動物たちの息づかいを探索した。
キャラの名前考えて 大町図書館 29 日まで「地元の子も応募を」 

 大町市立大町図書館が市内の小中学生に配布するオリジナル利用者カードで、登場するライチョウとカモシカのキャラクター名の募集締め切りが今月29日に迫った。公募サイトに掲載され、現在の応募は北海道から九州まで約300通。宮脇哲子館長は「予想外に多くの応募があってうれしい」とした上で、「地元の子どもたちからの応募がもっと増えれば」と呼び掛ける。
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