2020年3月8日(日)付

有志が祭り「木崎湖テラス」 北ア芸術祭期間中魅力発信

 大町市の観光資源のひとつ仁科三湖を盛り立て、未来へ向けてより良い場所にしたいと有志が集っている。第1弾として、北アルプス芸術祭期間中に地元のアーティストや飲食店などが、それぞれの魅力を発信する祭り「木崎湖テラス」を企画した。「仁科三湖研究所」(伊藤洋平代表)を中心に5?6社が志をひとつにし6日、木崎湖畔から絶景を望むテラスの工事が始まった。テラスは木製で、木崎湖南部のカフェ「ねまるちゃテラス」周辺に、八坂の造園業「フォレスト八坂造園」の協力で約100uの大きさで建設を予定。コストを抑えようと有志らによる防腐剤塗布作業が行われた。
オゾン殺菌で安全トレーニング 白馬スポーツフィールドジム 自粛要請受け利用半減

 新型コロナウイルス対策で、安倍晋三首相がスポーツジムやビュッフェ形式の食事の自粛を呼び掛けたことを受け、大北地域でも関係者が対応に追われている。白馬村蕨平の「白馬スポーツフィールドジム」では、施設内にオゾンの力で菌やウイルスを脱臭・除菌するオゾン脱臭機「エアクローバー」を導入することで、利用者の安全強化をはかっている。多い時には1日60人以上が利用していたが、新型コロナウイルスが拡大し、ジムの利用の自粛呼び掛けの影響で、今では1日の利用者も半分に減少しているという。
見応えの絵画や版画並ぶ 穂高美術協会の春季展

 安曇野市の美術愛好家らでつくる穂高美術協会は10日まで、「穂高美術協会春季展」を同市穂高の研成ホールで開いている。新しい表現を追究し続ける会員28人による、斬新で個性あふれる力作53点を展示する。抽象画や具象画、写実画の絵画や版画などの小作品を展示。油彩や水彩、アクリルなどの画材を用いて、コラージュなどの手法も取り込んだ、ユニークで見応えのある新作が並ぶ。
高校生活最後の日―異例の卒業式 大町岳陽・池田工業・白馬

 晴れの門出を大勢で祝うはずの高校卒業式は、新型コロナウイルスの感染予防対策のため、異例の静けさの中で粛々と進められた。大北地域では2日に白馬、3日に大町岳陽と池田工業の卒業式が、在校生や保護者が不参加の中で行われた。式の時間も短縮され、巣立ちの儀式は異例ずくめとなったが、卒業生たちは未来への希望を胸に、高校生活最後の日を恩師や級友たちと親密に過ごした。
好みの素材・香りで手作り ラ・カスタドリームキャッチャーWS

 大町市常盤のラ・カスタナチュラルヒーリングガーデンは7日、「アロマドリームキャッチャー」のワークショップ(WS)を園内施設で開いた。参加者は、アメリカインディアンの装飾品であるドリームキャッチャーづくりに挑戦。同社専用農場で収穫、加工したドライフラワーやアロマが楽しめるオリジナル作品を作り上げた。参加者は、アオツヅラフジで作られた土台のリースに、好みの毛糸をクモの巣状に編み込みドリームキャッチャーを制作。会場に用意された、バラの実やアジサイ、麦、ローズマリーなど約30種類の草花から、好みのものを選び、飾り付けていった。
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